syukatsusuruna taisyokusiro 30daikarano taisyoku butokyanpu: gokujyono taisyokuseikatsuwo okuru yuiitsuno houhou (Japanese Edition)

　あー、あー！　あー？
　ほら、そこ、そこのあなた
　そう、そう、あなた。

　肩を落として、しょんぼりして、
　今、まさに

「仕事、行きたくねーな」
「仕事、辞めてーな」
「あのくそ上司の顔を、今日も見なきゃいけねーのか」

「朝が来た、また今日も一日が始まる」
「日曜日が終わってく、ああ、明日もまた仕事か」

　とか、思ってるでしょ？　思ってるやろ？　ぶっちゃけ、「こんな仕事、ぶっちぎって、どっか行っちまいてー」と思ってるやろ？

　だったら、辞めようよ、仕事なんていつでもできるんだしさぁ、今じゃなくても、いつでもできるんだよ。

　それより、楽しいことしようよ。

　そうそう、だからオレ、他の奴と違ってさ、「転職」や、「就活」なんかは勧めず、「退職」を勧めるのさ。

　なぜって？仕事以外に楽しいことは、世の中にいくらでもあるってことを知ってもらいたいわけだし、「仕事しなくちゃ」って、強迫観念のように思っている奴の「呪縛を解きたい」からさぁ。

　君たちは「洗脳」されてるのさ。

　だからさ、これ読んでまずは、日本にはびこってる「固定概念」や「常識」を覆して欲しいのさ。
　この本は、二部に分かれててさ、一部じゃ、「仕事に疲れた奴のブートキャンプ」と題して、１日、１ステップずつ、８日間のステップを踏んできゃぁ、「退職後の極上生活」が簡単にできるようになってるのさ。

　二部じゃあさぁ、「退職後の極上生活」と題して、退職後の生活がどんだけ、いいもんか、楽しい文句が書かれてるのさ。


「仕事辞めますか？それとも人生辞めますか？」

この本を読んで、

「嫌々、仕事をするなら、いっそのこと退職したほうがいいな」と思えただろうか。

「極上の退職生活に憧れた」だろうか。

　仕事は面白おかしく、楽しみながらやるものだ。

　嫌々仕事して何になるの？

　楽しいことはいくらでもあるしさ、仕事なんて構えずに好き勝手にやったらいいんだって。

　仕事のスタイルを決めすぎて、がんじがらめになっていないかい？

　人生なんて、テキトーで面白おかしくやったらいいんだって！

　あなたが、今後どういう生き方をしたいか、オレにはわからない。そんなこと、オレには知ったこっちゃない。

　それは、あなたの人生だから。オレの人生じゃないから。

　本書を読んで少しでもあなたの、励みになってくれたら幸いだ。

だからまあ、とりあえず、読んでくれ。

でわっ！


著者紹介　
しおん（ｓｉｏｎ）　

　２０１３年のとある日、仕事で積車という中型トラックを運転している時、対向車線から猛スピードで追い越しをかけて来た大型トラックと、正面衝突が避けられない絶体絶命の危機の状況で、積車ともども無傷で生還した不思議な体験をする。その後、車のセールスで地域のトップセールスマンになるが、日々何か自分のしたい事とズレが出始め、「いつ死ぬか分からない人生、今後は好きな事だけをしよう」と、２０１５年、日本にはもう帰国しない決心でフィリピンの地を踏む。その後、いろんな事件が起こり色んなモノや人間関係を失いさらには、「無一文」になる。それから、不思議と良い人との出会いに恵まれる。

　今後は、今の日本に取り巻く「間違った常識を一網打尽」にしたいため、本や、ブログを通して、フィリピンから「日本の常識は世界の非常識」「人生は面白おかしくテキトーに行こう」等、気楽に生きるすすめを発信していく。

　本書では、自身の、数々の自己啓発書やビジネス書、成功本などを読み実践しても上手くいかなかった経験を元に、職場で、人間関係や仕事内容でうまくいかないのは、自分だけのせいではなく、他人や環境のせいでもあると説く。
　自分を責めすぎて、自暴自棄に陥りやすい「本人の性質を暴き、悪いことは他責にすることで自分に厳しすぎる日本人に、「怠けること」や、「だらけること」や「テキトーにやること」の重要性を著した。