technique for readers: for a fruitful reading (Japanese Edition)

こんにちは、WEBサイト“読書アクセス”を運営しているカズノリです。
僕はこのWEBサイトの運営で多くの読みものの比較や紹介をしながら“読む”ということの意味を考え続けてきました。読むということがどのように日々を良くしていけるのか、さらには日常を理想的な方向に動かしていけるかを明らかにすることは、読書だけでなく、情報のやりとり全て、さらには行動の水準を高めてくれるような示唆を与えると思うからです。
その意識をもって多くの本を読み続けるうち、いくつか答えの一部になるような見解を発見し、また自らこういうことではないかと気付くこともありました。それはただ読み流すだけの読書を超えて、後々になっても内容を覚えていて日々の力にしていけるような、読書家のもつべき技術というべきものでした。

本書で述べていきますが、読むことは著者の見解を知り、それを支える考えについて知り、何かの課題を解決する打ち手となる理論を知るということだと考えています。本書はそのような読書の力を身につけ、日々の活動を高めていく技術の集大成です。
そして本書で紹介するそれらの技術は、意識すれば身につけることのできるノートの取り方、読書の補助線となるような視点の数々です。素晴らしい本だと僕が感じているいくつかの名著（幸福論、経営書、その他）を例に挙げながら、それらを解説しています。