TELEWORK NIYORU TIIKIKASSEIKA (Japanese Edition)

企業や組織の中にコンピュータを持っているのが、従来の普通の運用方法でしたが、現在は、外部にあるIT 資源を有効活用しようとするクラウドコンピューティングが主流になってきました。インターネットなどの情報通信技術の発達によって、コンピュータの性能や能力、そして場所や時間に左右されない使い方が可能になったのです。当然、運用費用、人員が大幅に節減できます。
私たちは、現在、「創生する未来」という事業を進めています。その中心的な活動は地域活性化、とりわけふるさと創生にあります。クラウドを活用することで、地域経済の活性化に役立てないか、あらためて、その可能性について、とりわけ遠隔地からの仕事の遂行を支援するテレワークの可能性について、実証実験の報告をもとに考えてみたいと思います。
なお、この実証実験事業は、総務省による2015年9月から2016年の2月まで全国　15か所で採択されたふるさとテレワーク事業に基づくものです。