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    The Mother Road/Route66 (Japanese Edition)

    Por Sumito Sam Okamoto

    Sobre

    あらすじ
     メンズマガジン編集長 鈴木哲也は、桜が満開の外堀通りをオープンカーに乗って、中学時代からの親友、関美隆の葬儀に向かっていた。その途中、偶然カーステレオから流れてきた「Get your Kicks on Route66」を聞いて、若かりし頃、関と「何時か2人で行こうぜ!」と約束した「ルート66の旅」を思い出す。
     団塊の世代の鈴木は、中学生の時にクラスメイトだった関から薦められて、放送が始まったばかりのアメリカのテレビドラマ「ルート66」を見始めることになる。そして、出演キャラクターに心酔したことからファッションやアメリカ文化に目覚め、男性ファッション誌編集の世界に入ったのだった。「ルート66」は、彼のルーツだったのである。
今やトレンドの仕掛け人としてテレビ番組にも出演するようになり、鈴木は「男が格好をつける」ことの権威として世間でも広く知らせる存在だった。
そして彼は、長年続けて来た編集長としての最後の取材旅行に、自動車会社とのタイアップ旅行記「ザ・マザーロード/ルート66」 を企画する。

     企画が通って、彼は駆け出しの頃の同僚で、気心が知れた写真家、小川正太郎を同行カメラマンに選ぶ。小川はフリーランスになってから成功して、今では大御所写真家になっていた。

     鈴木は旧知の親友と気楽な「ルート66」の旅が出来ると思ってシカゴに乗り込む。ところが、小川との集合場所のホテルに現れたのは、まともな会話もままならない、小川のスタジオに入ったばかりの新米カメラマンの村上英一だった。 小川は他の仕事を優先させて、鈴木が楽しみにしていた旅をドタキャンしたのである。
 小川の代役に送り込まれた村上は、21才の無表情で無口な少年だった。
     
 鈴木はシカゴで他のカメラマンを見つけるのもままならず、村上の写真に対する不安、人柄に対する不満を持ったまま、シカゴからサンタモニカまで「ルート66」を14日間で走破する旅に出発する。

     シカゴのダウンタウンからフリーウェーに乗ろうとすると、「LA」 (ロサンゼルス) とサインを持ってヒッチハイクしている東洋人を見かける。その男は、鈴木が前夜立ち寄ったブルース・クラブで、ギターを弾いて観衆から喝采を浴びていた近藤清だった。 鈴木は、近藤が気になって乗せてやろうかと一瞬躊躇するが、「この旅は仕事なんだ」と自分を制して、そのまま通り過ぎる。
    
 2日目の昼時、2人の関係はすでに破綻寸前だった。そんな時にガソリンスタンドで給油してい
ると、他の車をヒッチハイクして追いついてきた近藤が現れる。鈴木は村上との関係に辟易していたこともあり、人なつっこく話しかけてきた近藤が村上との間で緩衝材になってくれることに期待しつつ、彼を道連れにすることにする。 ここから3人での旅が始まる。
    
 訪れる町々で様々な事件に巻き込まれたり、見ず知らずの家族に助けられたり、旅していく内にそれぞれ3人が変化し、成長していくストーリー。

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