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    The reason that you should tell politics: To dear personal trainer instructor health care worker and everybody of all kinds therapist and a counselor (General … Japanese trainer society) (Japanese Edition)

    Por IKUNISHI SEIJI

    Sobre

    はじめに結論から
    パーソナルトレーナーやインストラクター、医療従事者、各種のセラピストやカウンセラーなど、ご自身の仕事が『人の心身の健康』に関わっているならば、政治を語れなければなりません。なぜか? それは、健康な身体には、良好な心の状態が必要だから。そして良好な心の状態には、健全な社会が必要だからです。これが本書で述べたい結論です。この冒頭だけで「なるほど!」と、深く理解してくださったなら、先を読む必要は全くございませんので本業に専念していただければと思います。


    1.『割れ窓理論』から『環境犯罪学』へ
    建物の窓が壊れているのを放置すると、「誰も注意を払っていない」という象徴になり、やがて他の窓も破壊されていくという、アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリングが考案した理論です。

    その当時の理論にいたった過程と考察に関しては賛否があるのですが、割れた窓の放置に限らず、ゴミのポイ捨てや落書き、放置自転車など、軽微な犯罪や風紀の乱れをそのままにしておくと、「誰もこの地域の治安に関心を払っていない」というサインになり、犯罪を引き起こすリスクを高めてしまう、という内容が、現代の『環境犯罪学』でも語られています。したがって、そういった風紀の乱れや軽微な犯罪を小まめに、徹底的に取り締まることが、凶悪犯罪を含めた、犯罪の抑止に繋がり、住民の安全・安心にも繋がるのです。


    2.環境犯罪学
    『環境犯罪学』は、犯罪を取り巻く様々な環境に着目し、効果的な犯罪の予防を目的とする学問です。この学問の前提には、犯罪者と非犯罪者の間には大きな人格的差異は無く、『犯罪を行える』という機会に遭遇してしまえば、人口の極数%は、理性を押さえきれず犯罪を実行してしまう人もいる、という性悪説があります。したがってそういった潜在的犯罪意識を覚醒させないために、日常生活における様々な環境を整備し、犯行には都合の悪い状況を作り出すことが大切なのです。

    その具体的な方法としては
    ・犯罪者の手間を増やす(近づき難くする。出入りのセキュリティ強化する)。
    ・犯罪者のリスクを上げる(自己防衛の意識。人の目を増やす。見通しを良くする。法律の整備、罪の厳罰化)。
    ・犯罪者への挑発を減らす(対象となることを回避する。子供を1人で外出させない。露出度の高い服装は避ける)。
    ・犯罪者の意欲を低下させる(管理が及んでいること、治安が行き届いていることを示す)
    などが挙げられます。
    それでもなお、何事も恐れずに犯行に及ぶ人間もいる、ということを常に念頭に置き、自己防衛を心掛けなければいけません。


    3.『環境犯罪学』から『環境心理学』へ
    こういった環境が及ぼす人への影響の学問は、学校教育やビジネスの現場でも活用されています。
    例えばスティーブ・ジョブズがアップルに戻った時、最初に行った仕事は『働く環境の徹底的な整備』でした。常態化していた遅刻を厳罰化し、喫煙も禁止、福利厚生制度を見直して、サバティカル制度(長すぎる休暇)も廃止しました。 クリエイティブな企業だと、私語OK、ファッションも時間も自由で、雑多としているイメージがあるかも知れません。しかしそれでは業務効率は上がらず、なあなあな職場環境が影響して、仕事もいい加減になるというのがジョブズの理論でした。

    汚い作業環境では「これでいいや」という無意識の妥協を生み、仕事の完成度が低くても許容してしまい、そのいい加減さが不正などを招くまでに至る、という考えです。片付けない→非効率かつ、いい加減でいいという妥協→更に片付けない…という負の連鎖で、環境は悪化し生産性は落ちていきます。作業環境が整然としており綺麗な状態であれば人間心理の常として「やはりいい加減な仕事できない」と思うのです。

    つまりスティーブ・ジョブズは、あるいはアップルという会社は、個人の能力や組織力が優れている、というだけでなく、個人の能力やアイディアを極限まで引き出し、組織力を最大にするためには、『働く環境を徹底的に整える必要があることを理解し、実践した』のです。

    「身の回りの整理整頓」「朝イチのメール処理」「職場の近くに住む」など、当たり前のことを当たり前にする。その微々たる環境や決まりごとの習慣化が、1年後2年後には人として、組織として、大きな差を生み出すのはご理解いただけるでしょう。そしてそれらが無理難題ではないこともお分かりいただけると思います。


    4.『環境心理学』から『心身調律』へ
    さて、ここからが本題です。とは言っても、ここまで書けばみなさんもはやお分かりでしょう。身の回りの環境が及ぼす人体への影響は、犯罪率や仕事の効率だけでなく、健康の維持・増進にも通じるのです。

    視覚(無意識の内に目から入ってくる様々な色彩や映像や文字などの情報)、聴覚(音楽や会話。笑い声や騒音)、臭覚(アロマテラピーなどの香りやフェロモン。様々な不快な香り)、味覚(日々口にするするモノの全て)、触覚(身につけるモノや触れるモノの質感)など、24時間絶え間なく、無意識の内に触れているモノ全てが、心身の調律に影響を与えています。

    といった内容です。
    寄付の気持ちでご購入いただけると幸いです。
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