オメラスの話をしよう。
オメラスの地下室に閉じ込められていた少年の話だ。
誰の胸の中にもこの地下室はある。
BL×縄文×SF。80年代オメラス3部作、全5巻。
第二部「The worst days for blackberry(ブラックベリーに最悪の日)」
伊豆半島で繰り広げられる、名前のない少年=イブキ誕生の物語。
1979年初秋。
精神科医、滑川総一朗と愛人、木元鞘彦は霧の湯ヶ島で瀕死の子どもを拾う。
そして1983年8月、第一部「A kink in the heart」に続くドラマの幕があがる。
ジェリーは恋人ジャムの住む西伊豆へとイブキを連れて行く。ミドリの言葉に導かれ、屋敷の庭を訪れるイブキ。ミドリを愛した庭師が手渡したのは、教授の遺言だった。そのまま姿を消そうとするイブキの前に、かつて殺したはずの「贄の少年」が現れる。
「森」で少年たちは最後の一人になるまで殺しあった。選ばれ、「父」の「お召し」を受けたイブキは、自分と同じ顔の少年を殺す。心を殺し、やり遂げたイブキは、陵辱のさなかに自らの役割を悟る。
庭師を盾に取られ、イブキはナイフを捨てる。儀式の秘密を求め、イブキをなぶる少年を傷ついた庭師が襲う。イブキは少年を、少年はイブキを殺し、二人は息絶えるが……。
イブキの絶望とジェリーの絶望。そして「教授」の秘められた思いとは。
「神」という気まぐれな淫売に立ち向かう男たちのドラマから、もう目が離せない。
The worst days for blackberry Omerasu (Japanese Edition)
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