明治から平成に生きた陶芸家 晃放がいました。
寛容で落ち着きがあり、自分には厳しく、何事にも最善を尽くす、努力の陶芸家だった。
反面、とてもユーモアがあり、お茶目な一面もあった。
大器の相あり!と言われた晃放の日常の所作から見えてくる教えや考えが見えてきます。
好評の富山弁で繰り広げる「おじいちゃんと孫」の会話もあります。
一章では、前作の日常の物語の続編をお送りします。
二章では、一部の作品とそれにまつわる話や晃放とこよの会話をお送りします。
三章では、前作で絶世の(?)美女で、コロコロと笑うしとやかな女性として登場した晃放の妻かほるが、戦争で晃放の留守になにをしたのか?数十年後に明かされた真実に、なぜ男は涙したのか?をお送りします。
人が生きていくうえでのコアとなる家族愛、隣人愛、潔い人生観であなたの心を温かくします。
【目次】
壱章 晃放の日常
晃放の子守唄
晃放の狼狽
晃放の大晦日
晃放の二つの楽しみ
晃放の病
弐章 晃放作品の思い出
轆 轤 - 粘土の魔術
菊練り - 一瞬の美
色見本 - 晃放作品のミニチュア
観音像 - 石膏の型で顔面取り
獅子像 - 甦る恐怖体験
子供像 - 夢見る少女は誰?
左 馬 - 初釜の作品のみ許される刻印
蟹 杯 - 蟹が逃げる?
香炉・香合-空飛ぶ龍に思う
花 器 - 花を活かせる
参章 晃放の妻
晃放の近隣
大戦末期 - かほるの献身
あとがき
巻末
裏表紙
toarutougeikanonitijyou kouhou gekan tsumakaorunokensin kouhousiri-zu (Japanese Edition)
Sobre
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