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    TOOTSUYO NO KOE (Japanese Edition)

    Por ODAWARA HYOJO

    Sobre

    小説『碓氷峠』『呼子谷』で好評を博した歌人小田原漂情が、八ヶ岳を舞台につづる薄倖の恋愛小説。14年ぶりの公刊となる。携帯電話が普及し始める年代の、電話によるピュアな相聞を、小田原北条氏に嫁いだ武田信玄の息女黄梅院の伝承と、甲州の伝説なども織り交ぜながら、美しく描き切った佳品。

    一九九〇年代半ば過ぎ、私立女子高教諭の堀田信之は、自らの出自とおぼしき甲斐武田にゆかりのある八ヶ岳山麓の水車小屋で、一人の娘と出会う。数か月後に偶然再会した娘の名は、絲子と言い、都内の女子大を休学中の身であった。
     やがて二人は、電話で毎晩語り合い、愛を育むようになる。携帯電話が一般に普及しはじめる頃であり、絲子が持つようになった携帯電話が、二人の心をつなぐのだった。
     知り合った年が暮れ、翌年の二月。信之は二宮の絲子の自宅に招かれる。病弱な絲子を思う両親の計らいだったが、信之は歓待を受け、そこで絲子の家にも、小田原北条氏につらなる家伝があることを知った。
    帰りがけの海辺で、二人は二心なき愛を誓う。しかしそれからわずか二か月後、絲子は風邪がもとで重い肺炎となり、あっけなく世を去ってしまった。
     信之は、その後八ヶ岳からも遠ざかったが、ある冬、自分を呼ぶ声に引き寄せられるような思いにかられ、久しぶりに八ヶ岳をおとずれる。そこで信之は、絲子の死を受け入れ、自分と絲子の恋に、遠い昔の武田と北条のゆかりを、重ね合わせるのだった。
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