金婚式を無事に終え二つの大病もほぼ耐え抜いて米寿(八十八才)を追い越す老年期となりました。この「生ある喜び」を記念して「玉手箱」を発行いたしました。残された人生の更なる飛躍への橋渡しとすべく(わが俳句)と副題を付けました。
六十八才での離職を転機に病に倒れ、余儀なく闘病生活に明け暮れる毎日でしたが、ふと、戦後の学生時代に俳句を嗜んでいた「詩情心」に思い当りました。
以後二十年かけて「NHK俳句」の著名な俳人の諸先生方の「添削」と「ご批評」など色々とご指導ご鞭撻を賜り、俳句の勉強に励んできました。
日本語が持つ優しさ、厳しさ、艶やかさ、侘しさなど多様な感情と情緒を素直に表現出来るように、常に句作の心を煽りながら鋭い感受性と優しさを醸す審美感に更なる磨きを掛けるべく努力してきました。
時は移りゆく、これからの人生の「心の灯」としてこの「玉手箱(わが俳句)」を座右に置いて「詩情心」を抱き続けながら、健やかに人生を過ごしてゆきたいと思ってをります。
著者プロフィール
1928年(昭和3年3月)生まれ 兵庫県赤穂郡上郡町赤松
1947年(昭和22年)官立高松経済専門学校(現国立香川大学)卒業
1947年(同年4月) (株)播磨造船所(兵庫県)入社(労務管理)
1960年(昭和35年)合併により石川島播磨重工業(IHI)へ転勤(東京)(原価管理‐財務管理‐関連会社の財務監査担当)
1978年(昭和53年)石川島建材工業へ出向(財務管理‐利益計画立案)
1987年(昭和62年)IHIを退職(同年3月59才)
1987年(同年4月) IHI関連会社へ転勤(兵庫)財務管理担当
1991年(平成3年) 新設立のIHI関連会社へ転勤(東京)財務管理担当
1996年(平成8年) 同社を退職(68才)
1996年(同年10月)C型肝炎入院治療
2000年(平成12年)胃癌手術入退院(72才)
2016年(平成28年)肝臓癌ラジオ波焼灼治療入退院(88才)
発刊書籍
2008年(平成20年)「薬園台」(我が俳句と短歌のつづり)(同好会発刊書籍)
2017年(平成29年)「玉手箱」(わが俳句)(22世紀アート) 電子書籍
Treasure box: My haiku (22nd CENTURY ART) (Japanese Edition)
Sobre
Baixar eBook Link atualizado em 2017Talvez você seja redirecionado para outro site