病院、医者、看護師、薬局、薬剤師などを含む医療システムは、私達総てにとって最も身近で、且つ重要なものです。
更に、人は歳を取ると共にあちこち不具合が出て来ますので、医者のお世話になる機会が年々多くなると共に、医療システムへの関心も高まります。
日本は製造業では世界一と言える確かな位置にありますが、医療の分野、或いは医療制度では、世界の最先進レベルに遅れを取っていることはないのでしょうか。
長年製造業の現場で仕事をしてきた筆者の眼には、医療制度の中に実におかしなところが沢山あるような気がします。
日本の医療技術や健康保険システムが、世界的に最も高いグループに位置していることは承知していますが、更に上を目指して欲しいと願う気持ちが大です。
医療には全くの素人の筆者ですが、製造業の現場と医療の現場には、実に多くの共通点も見受けられるのです。
そんな眼で日頃お世話になっている病院や診療所を眺めて見ると、「何となく変だな」、「遅れているのではないかな」と思われる点が幾つか見受けられます。
先ず、医療と人体の基本的な関連について述べると共に、医療の現状では、「こんな医師をどう思いますか?」、親切な近隣の医師達、垣間見た海外の医療現場の状況、などを述べます。
また、医療現場と製造現場を対比して、医療現場の説明責任はどうなっているか、安全管理や業務改善、災害防止などはどう機能しているのかについて論じます。
製造現場で長年培われて来た幾つかのシステム(安全対策、危険予知、整理・整頓、再発防止など)が医療現場でも大いに役立つのではないかと思っています。
医療機関内で働く多くの専門職種の方々の機能の分離、病院経営の在り方、健康保険制度の矛盾についても述べ、読者と共に検討していきます。
更に、今後の医療の進む方向についても考えます。
tyottookasinanipponnoiryou: gijyutushanomedemitairyouseidonohusigi (Japanese Edition)
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