umaretesumimasen (Japanese Edition)
Sobre
寺内寿太郎という詩人を知っていますか? 詩人といっても、一冊の詩集も出していません。皮肉なことに、寺内の一行詩「生れてすみません」が太宰治の小説「二十世紀旗手」のエピグラフ(題辞)に盗作されたことで、彼は詩人と呼ばれることになりました。寺内は生れた日も死んだ日もわからないという謎の人物です。太宰治に翻弄され、己を見失い、ついには自滅に至った寿太郎。世に出ることなくこの世を去った寿太郎の断片的な足跡をたどりながら、この一行詩に託された今日的な意味を思索してみました。400字詰め原稿用紙換算で約60枚。
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