アンデス各地では、5000年前からの人の営みの痕跡が土をかぶっていました。アンデスの最初の国家(パート2:地方国家期)を紀元前50年のモチェ小規模国家(月のワカ/太陽のワカ)だと私は設定していますが、それ以前のチャンキーヨ、クントゥル・ワシ、セチン、カラルそして西暦600年にワリ国家に支配されるまでのナスカ部族社会が、「国家になる前の私(パート1:形成期)を」見に来なさい、と招きました。
ちょうど、ある日突然ヒトが生じたのではなく、38億年前の単細胞の菌が進化し、様々な生命形態をへてきたことを実感させてくれる進化論に似ています。もちろんヒトの意図のあるなしが、進化論と社会論を隔てます。しかしそれにしても、ある日突然、国家が生じたわけではないはずなのです。
宇宙や地球、生命の各段階を垣間みることによって、大げさに言えば、「宇宙との一体感」を持ち得ます。同様に、国家になる前の社会の姿を知ることにより、「人類と一体化」できる度合いが高まると感じています。さあ、アンデスに、そのサンプルを見に行きましょう。
Under the Sky of the Andes Part 2 Local State Period (Japanese Edition)
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