超高層マンションといえども、低層階・中層階の住戸は、眺望的に恵まれていないので、資産価値は高くない。
資産価値が高くないのに、高層階住戸と同様のデメリットがついてまわる。超高層マンションであるがゆえの、大震災時の機能不全リスクやスラム化リスクだ。
『マンション・チラシの定点観測』ブログを書き散らして8年半。その間に目を通したチラシは4千枚を超えました。
一級建築士でマンション・チラシ研究家だから分かった、供給サイド(売主)が決して伝えない、あなたの知らない超高層マンションの問題を一挙公開いたします。
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章立て
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■第1章 超高層マンションの足元は脆弱
超高層マンションの建設は、デベロッパーによる人気商品開発のレベルで進んでいる。超高層マンションが林立する地域に明るい未来はあるのだろうか――。
■第2章 超高層マンションの安全・安心は確保されているか?
超高層マンションの高層階住戸からの眺望はすばらしいが、大震災など非常時に避難しにくいリスク(エレベータが使えない)との引き換えだ。
■第3章 マンションチラシに見る、売主都合の超高層マンション
派手な外観は、販促効果はあるだろうが、室内の居住環境とは無関係だ。
格好のいい外観に魅せられるより、開かずの窓の不自由さを想像しよう。
■第4章 超高層マンションの資産価値は高いか?
超高層マンションといえども、低層階・中層階の住戸は、眺望的に恵まれていないので、資産価値は高くない。資産価値が高くないのに、低層階・中層階の住戸には、高層階住戸と同様のデメリットがある。
超高層マンションであるがゆえの、大震災時の機能不全リスクやスラム化リスクだ。
■第5章 超高層マンションでも売れない時代
マンションチラシを“観測”することで見えてくる、超高層マンションでも売れない時代。
■第6章 超高層マンション問題、識者らの見解
超高層マンション問題を指摘する識者らの声を拾ってみた。
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著者プロフィール
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・一級建築士、設備設計一級建築士、建築設備士、一級建築施工管理技士、一級管工事施工管理技士、一級造園施工管理技士、消防設備士、二級ボイラー技士、浄化槽設備士など、建築関係の多数の資格と総合的な実務経験を有した自称『スーパー建築士』
・8年間で4千枚以上のマンションチラシを“読破”したマンションチラシ研究家でもあります。
urinushigatutaenai anatanoshiranai choukousoumondai (Japanese Edition)
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