Vol31 Kouin Kido Amarie Spiritual Message Series (Japanese Edition)

　明治維新の志士と呼ばれた人びとはみな個性的です。どうして個性的なのでしょう。それは、彼らはみな無私なる人生を生き切ったからなのです。彼らは大義のため、日本の未来のために命を張ったのです。無私に生きることで、神に与えられた唯一無二の個性がきらめくのです。少しでも己の欲得が入ってしまうと、個性の輝きが失われてしまうのです。今回のスピリチュアルメッセージシリースにメッセージを降ろしていただいた霊人たち一人ひとりの人生が、それを雄弁に物語っています。
　彼らはほとんどは社会改革のために地上に降りた魂であり、宗教家ではありませんでした。そのような志士たちの中でも、木戸孝允という方はやや異色の存在と言えます。宗教的な個性も併せ持ちながら、実際の改革も行った魂でした。何より、今回の日本における大救世計画の立ち上げにも深く関与してこられた方なのです。そのような背景があるために、第二の計画が頓挫してしまったことに深い責任を感じ、申し訳ないという気持ちの表明からメッセージが始まっています。第二の計画を立ち上げたＹＳという方と縁も深く、天上界において十分に話し合っていたことも明かされています。やや沈うつなトーンでメッセージが始まるのは、心の底から申し訳ないという気持ちの表れなのです。
　それでも、木戸孝允という魂の、今回の大救世計画を成功させたいという決意は揺らぐことはありません。必死な気持ちがひしひしと伝わってきます。最後には、自らの今回のメッセージがＣＤとして世に出ることを希望され、世界中の人びとに力強く訴えています。嵐のあとの青空に美しい虹がかかるように、今回の計画が成功して、ともに美しい虹を見られるように、という祈りが込められたメッセージを、ひとりでも多くの地球人類に伝えたいのです。
　同じ日本に生まれ、母国語でこのメッセージを聞くことができることに感謝しましょう。そして、同じ虹を見ることができるように、残りの人生の時間を無駄にすることなく、お一人おひとりが悔いのない人生を送ることができますように、神に対する深い感謝の思いとともに、今回のメッセージをお送りします。