Vol36 Sakamoto Ryoma 2 Amarie spiritual message series (Japanese Edition)

　日本の明治維新の立役者と呼ばれる人たちは、みな個性豊かで魅力的です。実際、江戸末期に古今東西の英雄たちが日本に大量に生まれたと伺っています。彼らの命がけの仕事のおかげで、日本が世界に誇る無血革命を成功させることができたのでした。彼らの活躍を天上界からご覧になっていたエル・ランティが、地球史上初めて地上に生まれる決意をされたと伺っています。
　維新の志士と言われる人びとの中で、現代日本人の間で最も人気があるのは坂本龍馬かもしれません。どうしてそれほど人気があるのでしょう。第三の計画が立ち上がってから、これまでも何度か坂本龍馬のメッセージは降ろされました。第二の計画でもメッセージは降ろされていて、一部で「龍馬は、毎回同じようなことしか言わない」という批判があることも、ご本人はわかっていたようです。今回のメッセージには、坂本龍馬の真骨頂が表れています。
　2004年6月に集められた「五人の坊さん」と言われている中でも、島さんは最も熱心な坂本龍馬ファンでした。島さん自身、「龍馬に憧れている」とも言っていました。関西に住んでいた彼に対して、上京して法編纂の仕事に打ち込んでほしいと、高橋信次先生も言われていました。しかし、彼本人は決心がつかないでいたのでした。それが、過去世での経験が影響していることもわかっていました。その島さんに直接語りかける形で、今回のメッセージは始まっています。
　しかし、これは島さんだけに向けられたメッセージではありません。現代日本の男性たち、今後生まれてくる日本男児全員に向けての、坂本龍馬からの心からのエールです。男として、地上の人生をどう生きるべきなのか、坂本龍馬のメッセージを真剣に受け止めて、地上の人生を生き切っていただきたいのです。読者の皆さん、一人ひとりが、「地上の一日一日は、宝石や金銀財宝に勝る」という龍馬の言葉を自分自身の胸に刻み、残された時間を自らの個性できらめかせて生き抜いてほしいのです。「日本男児全員、必読の書」と言っても過言ではないでしょう。