2017年3月刊。
沢木耕太郎氏に敬意と親しみをこめて、写真で綴るマカオ紀行。一度しか会ったことがない僕がこのような表題を付けたのは、彼に対する深い敬意による。その彼のマカオでの足跡をカラー写真を織り交ぜて辿る。
マカオを旅する僕は、マカオを楽しむ4日間のテキストとして、沢木耕太郎の2冊の本を携える。1冊は彼が20代だった1970年代の旅を描いた「深夜特急」。もう1冊は2014年に出版された「波の音が消えるまで」。前者は自らの旅を記録したノンフィクションであり、後者は小説。この2冊の本の共通点はマカオを舞台の一つにしており、ホテル‐リスボアのカジノが登場するところだ。この2冊のゆかりの土地を歩いた。
「深夜特急」では、香港からはじまりポルトガルで汐どきを迎えるユーラシアの旅が描かれた。僕は同じ旅をしたことがあるわけではないが、香港の安宿に泊まったことも、ポルトガルのサグレスにも行ったこともある。2014年の「波の音が消えるまで」を読んで、僕は「深夜特急」に登場するマカオを思いだす。そして泊まるなら、ホテル‐リスボアに泊まってみたいと思った。
Walk with Kotarou SAWAKI Travel in Macau with pictures (Japanese Edition)
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