急進的カルヴァン派のアンハルト＝ベルンブルグ伯クリスチャンの政治密命のもと、オズワルド・クロル （Oswald Croll, ca. 1560-1608） は没年までプラハに居をかまえ、皇帝ルドルフ2世 （Rudolf II, 1552-1612） の宮廷に出入りした。彼の主著『キミアの殿堂』 （フランクフルト、1609年） 16世紀後半から17世紀前半の欧州を席巻したパラケルスス主義の運動において特筆すべき位置をしめていた。
目次
1. はじめに
2. 「警告的序文」 （1609年）
3. マクロコスモスにおける種子
4. ミクロコスモスにおける種子
5. 普遍医薬としての神の御言葉
WordGod/UniversalMedicine: The Chymical Philosophy of Oswald Croll (Japanese Edition)
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