Words science of nature (Japanese Edition)

文章や詩の創作とは、いったいどのような観点から行われるべきものなのだろうか。独自の視点で詩の世界を切り開いてきた詩人、菊地道夫が、自らの経験をもとに詩や文章の創作について哲学的に考察した異色の文芸評論。言葉学の神髄とは何かを問う。


目次

１．言葉とは何か
２．まずは感覚から
３．言葉と言語
４．感性とは何か
５．生きた言葉を
６．現代の吟遊詩人、小椋佳
７．文章の創作
８．そっくり、そのまま
９．私とは何か
10．考えるのではなくて、感じ取る
11．美を導入する
12．社会的知識が詩を阻害する
13．現代詩人の存在
14．宇宙と言葉
15．自然と言葉
16．愛と詩作
17．プロセス思考
18．おわりに