「…君、うちどころかどこの会社も要らんでしょ…」
失笑とともに、面接官はそう言い放ちました。
履歴書をひらりと返し、私に向かって突き出しました。
「これ。今返しておこうか?職安通してもかえせるけどさ」
怒りと悔しさと情けなさで腸が煮えくり返りました。
けれど、力なく履歴書を受け取り、頭を下げるしかありませんでした。
…私は、新卒で入った会社で残業に追われ精神を病み、「使えないもの」としてゴミ同前に捨てられ、
退職においこまれ1か月寝込みました。その間の記憶はありません。
死のうと思いました。でも死ぬ勇気すらありませんでした。
うつ病が良くなっても、また悪化する…という状態が繰り返して、会社を転々としました。
社会から必要とされず、家族の理解もありませんでした。
しかし、実家をでることもできませんでした。
そんな私が、何度も経験した「絶望的で無気力な状態」をどう乗り越え、
まずは仕事を見つけようと
履歴書を書きハローワークに向かい、スーツを着て面接に向かう力を養ったのか?
8つのポイントをあなただけに教えます。
この本に書かれているのは、
うつ病以上、精神障害者未満。社会で普通の人と肩を並べて生きなければならなかった落伍者の生きざま。
就活が上手くいかず落ち込んでいる学生さん。
うつ病で会社を退職せざるをえず、とにかく苦しい思いをしているあなたへ。
どうか希望を捨てないでください。
光は射しています。小さくて気づけないけれど、貴方のすぐそばにあります。
どれだけ落ち込んでも大丈夫です、ネガティブなのは何も悪いことではない。大事なことは
へこんだ状態から立ち上がる方法を知っていること。
実際に私が苦境を乗り越えてきたノウハウを詰め込みました。きっとお役に立ちます。
ZETSUBOUNODONZOKOKARAHAIAGARUHOUHOU (Japanese Edition)
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