紹介文
(はじめにより)
人生は、本来とても楽しいものです。人生には、溢れるばかりの愛と喜びと驚きが、満ちています。
でも、それがなかなか感じられない、なかなか楽しめないのでは面白くないですね。
本来楽しいはずの人生が、そのようになってしまう最大の理由は、自分の頭の働き方、働かせ方に問題があるからです。
頭は放っておくと、すぐに「欲」を追いかけて走り始めます。そして行き過ぎてしまいます。
「あれが欲しい」「これが欲しい」「運が悪い」「世間が悪い」「あの人のせいで私は不幸だ」「あれが心配」「これが心配」と、頭が「欲」を追いかけていては、楽しいはずの人生が、すぐに暗く惨めで、辛いだけの人生になってしまいます。
欲で一杯になっている頭では、どのように幸せになろうと頑張ったとしても無理です。人生を心からゆったり楽しむことができなくなるのです。
…と、諦めてはいけません。
一度の人生です。貴重な人生です。
たとえ、現在、そうなっていたとしても挽回しましょう。必ず挽回できます。逆転できます。逆転満塁ホームランを打ちましょう。
心の仕組みをしっかり理解して、賢い使い方を実践することによって、頭が「欲」を追いかけ、「不安」を掻き立てたり、「不満」を増長させたりするのを、チェックして止めることができるようになります。
すると、暗く惨めだった人生がひっくり返ります。明るくなります。逆転ができます。すぐに、喜びが戻ってきます。人生のもともとそこにある輝きを、そのまま享受することができるようになります。幸せや感動を、再び自分の手にすることができます。
欲に使われた人生に「さようなら」をして、愛と喜びに溢れた人生に入って行けます。
この本は、心の仕組みを良く理解して、いかに上手に使うか、をテーマしたエッセイを集めて編集したものです。
宝彩日曜新聞、メールマガジン、雑誌掲載文から全部で三二編を選びました。悟りに至る五段階、マインドの機能や脳的な仕組み等についてもお話ししています。
自分の人生は、世の中にひとつしかない、ユニークでかけがえのないものです。
その自分の人生を最大限堪能しましょう。人生の喜びを享受しましょう。
この本が、皆さまの幸せと充実した人生に役立つことを願っています。
宝彩有菜
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(もくじ)
第一章 人生はいつもエキサイティング
01 人生も、今日も、楽しいことからやってみよう。
02 自分が自分の応援団
03 ピーターパンと法句経
04 マックスの幸福
05 自分で内なる門を開く
06 自分だけのオールディーズ
第二章 愛の方向に舵を切る
07 知恵の完成
08 愛と欲の8要素表
09 心配の不経済原則
10 成ると思えば成る
11 朝起き体操とセットアップ
12 天の啓示の受け方
第三章 思考はプロセス
13 思ったより良いことを考えている自分
14 瞑想でセロトニン類の偏在を解消
15 たくさん笑ったことが人生の財産
16 無自覚に標語で生きるな
17 ゴミを全部捨てたら、ゴミ箱も捨てる
18 マインドの早とちり
19 現代は瞑想がさらに必要
第四章 賢く目覚めている
20 九五%は無駄な考え
21 自分を許すとは
22 楽しい夢を見るには
23 涙の数だけ感謝
24 記憶は時系列保管
25 ものすごい贅沢
第五章 本源の喜び
26 自前の悪い言葉は心を二度汚染する
27 八正道の本当の意味
28 暇な時こそ、勝負時
29 文句を紡がせない
30 欲を捨てたアーナンダ
31 ソロモンと花の輝き
32 うららかな春に
あとがき
付録(1)今、幸せになれるのに、何を成し遂げてからにするの?
付録(2)「愛と欲の8要素表」の使い方
付録(3)五蘊三層と「心のシステム図」
初出情報
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kokoronosikumiwo sitte tanosiku ikiyou (Japanese Edition)
Sobre
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