honnmononori-da-nosodatekata (Japanese Edition)

「リーダーシップ」

この言葉で議論される事柄は無数ですが、あなたは「リーダーシップ」の定義ができますでしょうか？

実は、組織心理学では明確に規定されています。

今日、立場ある多くの人が「リーダー」の役割が何かもわからず、役職につくことがほとんどなのです。米国では、リーダーシップ研究と言えば、組織心理学の主要な研究領域の1つでありますが、日本で組織心理学がメジャーでないか、その地位の低さがわかります。

その弊害が、「暴走上司」「頼りないリーダー」へと繋がっていくのです。
本書では、様々な角度からリーダーシップ能力を定義し、リーダーとは何かについて迫ります。

役職についている方、これからつくであろう方は是非リーダーの本質を知ってください。

＜著者紹介＞
永井隆雄：慶應義塾大学文学部人間関係学科卒業、数社に就業し、後に同大学院商学研究科修了（労働経済学専攻：指導教授／清家篤・慶應義塾長）、社会学研究科博士課程単位取得退学（産業・組織心理学専攻）、九州大学大学院博士課程単位取得退学（経済学・経営学専攻）。日本総研、アーサーアンダーセン（マネジャー）、関西経済同友会（主任研究員）、日大院、立教院、九大院等の大学講師（英書購読、統計学等）、人材育成学会理事などを経てフリーランスの経営コンサルタント、産業・組織心理学者。著書・論文・コラム多数。主な論文「介護職のバーンアウトと離職」『人材育成』第3号第1巻など。