はじめに
この本はあらゆる年代のサラリーマンの方々にぜひ読んでいただきたいと思いペンをとりました。特に人生が充実していないと嘆いている人に読んでいただきたいのです。何を隠そう私もサラリーマンをしていますが、ちょっと普通のサラリーマンとは違った人生を歩んでいます。そのことはいずれご紹介させていただくとして、他人とは違った人生を歩んでいる性でいろんなことを考えるようになりました。
そして、最近気づいたのです。日本人の価値観や日本企業のあり方には大きな欠陥があるということにね。日本人の幸せの尺度はみんな同じで”お金”です。でも本当はひとりひとり幸せの尺度は違っていていいはずです。ですがそれを許さない教育や企業のあり方は大問題です。そしてそのことに気づかないままがむしゃらに自己犠牲を払って一生懸命何十年も企業で働いた結果、価値の乏しいリタイアメントライフを送ることになる人がいかに多いことか。学校も企業も幸せの見つけ方は教えてくれません。まずは、自分自身で幸せの意味を真剣に問い直し、「お金=幸せ」という金太郎飴的価値観から脱却しなければ幸せなんて向こうからはやってきてはくれないのです。
例えば、あなたが会社の中で昇進をもはや期待できない状況に追いやられてしまったと感じているとしましょう。それは不幸なことだとほとんどの人は考えてしまいがちです。ですが、実はそれは幸せへの出発点に他ならないのです。会社で昇進ばかりを考えている人は、常に会社特有の価値観で評価され続けています。それが長い間続けば、会社以外では使い物にならない人間になってしまうのです。
さあ、ここまで読んで興味を持った人。ぜひハッピーリタイアメント入門の門をたたいてください。そこには幸せへの道しるべがたくさんちりばめられていることでしょう。
杉山三郎
Introduction to Happy Retirement Part 1 (Japanese Edition)
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