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    jikokeihatunokangaekata-susumekata: seruhuko-tingudejikojitugen keieiwokangaeru (keieibukkusu) (Japanese Edition)

    Por sakuradamasao

    Sobre

     本書は、≪経営を考える≫シリーズの7巻目となり、最終巻となります。筆者は経営コンサルタントですので、これまでの著作はすべて「企業経営」に関するものであり、特に「営業」を中心に筆者の「考え方」や「ノウハウ」を書き連ねてまいりました。

     「企業経営」に関しては、「戦略」、「新事業・新商品開発」「プロセス管理」「提案営業」の4つの柱が屋台骨を支え、「コーチング」が人を成長させるというストーリーラインが筆者のコンサルティングの底流にありました。

     本書は、≪経営を考える≫シリーズの最終巻と位置付けしましたが、≪人生を考える≫シリーズの初刊にしたいという思いもあります。「人生」については、65年も生きてきましたが、「企業経営」ほどの自信はありません。未だに「青臭い成長発展段階」にいるというのが自己評価です。

     誰にとっても「仕事」は大切で、「人生の大部分を占める」とは思いますが、「人生よりも仕事が大事」という人はほとんどいないと思います。しかしながら、筆者を含めて、身の回りの人やクライアントさんを見ると、「自分の人生を仕事ほど真剣には考えていない」ように思われます。この思いが、本書を執筆する出発点になっています。

     「企業経営」に「ビジネスプラン」(経営計画)があるように、個人の人生にも「ライフプラン」(人生計画)が必要なはずです。筆者も、そのことを強く自覚したのはつい最近です。その契機は、以下の話が強烈な印象として残っているからです。その話とは、オーストラリアのホスピスで、死の床にある患者さんにカウンセリングを行う緩和療法の看護師をしていたブロニー・ウェアという人の話です。

     彼女は、患者さんたちが人生の最後に後悔していることを聞き、ブログに記録し続けました。このブログは大変な注目を集め、「死ぬ間際にもっとも後悔する5つのこと」という本になりました。

     男女を合わせてもっとも多かった答えは、「他人の期待に合わせるのではなく、自分に正直に生きる勇気がほしかった」であり、特に男性に顕著だったのは、「あんなに働くべきではなかった」となっています。あまりにも多くの時間を、「単調な仕事の繰り返しに費やしてきた」ことを心から悔いていたと言うのです。

     ちなみに残りの3項目は、
    ■「自分の気持ちを素直に表現するだけの勇気があればよかった」
    ■「もっと友だちづきあいをしておくべきだった」
    ■「もっと幸せな人生を送ればよかった」
    となっています。

     筆者はよく、以下のような自問自答をします。
    「元気で仕事ができるのを80年とすると約30,000日」
    「30,000円のお小遣いをもらってこの世に生まれてきた」
    「すでに約24,000円は使っている」
    「残りの6,000円は何に使えばよいのか」
    「さて、今日の1円をどう使おうか」
    といった感じになります。

     筆者はこれまでに組織に3回辞表を出し、長らく個人事務所で気楽にやっていますから、それなりに「自分に正直」に生きてきました。したがってさしたる不満はないのですが、十分に満足(「自己実現」)しているという実感もありません。

     なぜそうなのか、理由を考えました。「残りの6,000円を、何のために何に使うか」(「ミッション」)が明確になっていないのです。

     「ビジョン」(80歳のときにどうなっていたいか)も不鮮明です。クライアントさんには、「企業を経営」する上でそれらがいかに重要かを盛んに説いておきながら、自分の「人生を経営」するための「ライフプラン」(人生計画)を作成していないことに気づきました。まさに、「医者の不養生」、「紺屋の白袴」だったのです。

     経営の手法で言えば、「ミッション」が腹に落ち、「ビジョン」が鮮明になれば、自ずと「アクションプラン」(行動計画)はできてきます。

     「自己実現」しているという実感を持つためには、「ミッション」を自覚して、鮮明に「ビジョン」を描き、そこへ向かう具体的な「アクションプラン」(行動計画)が必要である、というのが本書の主題です。

     本書は自分のためにも書きました。もちろん、皆さんにも何らかのヒントになることを願っています。お互いに、人生の終わりに、「あれをやっておけばよかった」と「後悔しない生き方」、さらに言えば、「面白い人生」を生きましょう。

    目次
    まえがき
    第1章 ミッションを明確にする
    ■人生を考える4つの領域
    ■それぞれが自分に期待している役割
    ■Will・Can・Mustの3要素
    ■ミッションステートメント
    ■墓碑銘テスト
    第2章 ビジョンを鮮明に描く
    ■目的(ミッション)・目標(ビジョン)・計画(アクション)の関係
    ■人生の五計
    ■最終到達目標とマイルストーン
    第3章 アクションプランの作成
    ■能力の3要素
    ■技能(スキル)の3区分
    ■欲求5段階説
    ■モチベーション3.0
    ■ジョハリの窓
    ■ABC理論
    ■年間計画
    ■月次計画
    第4章 セルフコーチング
    ■セルフコーチングの基本手順
    ■KPT(ケプト)シート
    ■セルフコーチングの留意点
    あとがき
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