Kikanakyayokatta zenpen Yoshimichitanpenshuu (Tanpenshousetsu) (Japanese Edition)

好きでもないヒトから休日にお誘いを受けたら
どうします？
例えば、会社の上司からのお誘い。
どう断ろうかと理由を考えるんじゃありません
か？
でも、上司からのお誘いを無下に断ることはで
きず、いやいやながらお誘いを受ける、こんな
例は社会人においてはしばしば見られる光景で
すよね。

もし、あなたが好きでもない上司から休日に釣
りに誘われたら行きますか？
釣り好きの方であれば、断る理由はないでしょ
うから、予定がなければ同行するかもしれませ
んよね。

で、上司に誘われて釣りに行ったとします。釣
りと行っても山奥で渓流釣りなんですけどね。
釣りを終え、さあ帰ろうかというときに天候の
乱れから立ち往生してしまい、山奥に取り残さ
れ(好きでもない上司とですよ)てしまいます。
辺りは陽が落ち、すっかり闇が覆ってます。
どうにか車を進めると、山奥にもかかわらず
ネオンの光が目にとまりました。

物語は、山奥のとあるスナックで暇を持て余す
サラリーマンたちが遭遇した奇妙なお話です。
初めて入った田舎のスナックで気の利いた話の
ネタも見つからず、いつしか怪談話に花が咲き
ます。

人里離れた山奥のスナックで深夜に怪談話を
すると、こんなことになるようですよ。