shouunsennsei to komatutake kyoumo yoi tennkija (Japanese Edition)

(はじめに)より

　これは、瞑想や修行に関する宝彩有菜のエッセイ集です。「宝彩日曜新聞」に連載したエッセイをもとに編集したものです。
「宝彩日曜新聞」は二〇〇九年一一月から、毎週日曜日の朝に、瞑想や、修行に興味のある方に、様々なコンテンツを掲載して、メールで発信しているものです。
　その「宝彩日曜新聞」の巻頭に「はじめのことば」として、私が毎号エッセイを掲載していますが、その中から、今回、三〇個を次の四章にまとめました。
　　第一章　誰でも本来は大幸福
　　第二章　愛の方向で
　　第三章　人生は行動の中
　　第四章　瞑想は面白い
　もともと、瞑想や修行に興味がある方や、熱心に取り組んでいる方、悟りを目指している方に向けたエッセイですから、多少専門的な言葉がでてくる場合もあります。今回、一冊の本として編集する際に、読者の便のために、付録として巻末に参考資料を載せましたので、それらもご参照ください。
　宝彩有菜の『気楽なさとり方』シリーズ等でお馴染みの笑雲先生と小松茸君が、今回全編で、ユーモラスな問答を繰り広げます。たぶん、くすっと笑えたり、あははと笑えたりすると思います。洒脱な会話をお楽しみください。
　是非、瞑想や日常の修行をもっと身近に取り入れられて、その効用や効果を自分のものとしていただきたいと思います。そして、それらの心の修養によって、さらに充実した、さらに楽しい、愛に満ち溢れた人生になることを願っています。

　　２０１４年２月　　　宝彩有菜

--------------------------------
目次

第一章　誰でも本来は大幸福
０１　手放せば浮かぶ瀬もあり
０２　一旦修行を開始すると戻ることはない
０３　幸せのノーベル賞
０４　片使いは草臥れる
０５　修行すると幸運体質になる？
０６　修行の道は個性的に
０７　心は超アスリート
０８　檻からの脱出

第二章　愛の方向で
０９　修行は内に向かって
１０　マインドから指揮権を取り戻す
１１　マインドの鼻面の向き
１２　イライラは即「愛」の元になる
１３　マインドの反復ものまね能力
１４　感謝して「別離」を受け入れる
１５　笑いの修行とは
１６　仕事にしては悟れない

第三章　人生は行動の中
１７　思ってもみなかった展開が普通
１８　ハムレット地獄と第三の選択肢
１９　願ったら叶うは本当の魔法？
２０　川の上を運ばれている時
２１　夢の跡地の整地
２２　修行とタイミング
２３　人生は成功しかない

第四章　瞑想は面白い
２４　思考の種を飲み込み消化したい鵜
２５　テレビの調整ダイヤルと修行のポイント
２６　難波のことも夢のまた夢
２７　実感しながら瞑想を進める
２８　修行のコツは、今を楽しんでする
２９　百人に一人の話
３０　「自分」はテーマパーク

あとがき

注釈
（*1）「プログラム」
（*2）「愛と欲の８要素表」
（*3）「今週の修行」
（*4）「五蘊（ごうん）」
（*5）「アドバンスコース」

参考資料（一）「知恵の完成」と「愛と欲の８要素」
　　「知恵の完成」とは
　　　愛と欲の８要素表の使い方
参考資料（二）五蘊三層と心のシステム図

初出情報
--------------------------------
宝彩有菜