We love eBooks

    sinshouno oyani katu: hosai arina no taiwasyuu san (Japanese Edition)

    Por Arina Hosai

    Sobre

    (紹介:はじめより)

    悟りの修行を進めて、豊かで素晴らしい人生を送るためには、「心象の親に勝つ」ことが大切です。
    「心象の親」とは、「実際の親」ではなく、自分のアタマの中に持っている親のイメージ、親の像のことです。
    実は、この親のイメージは、幼少のころに出来上がっていて、それから後は普通あまり変化しません。ということは、「心象の親」というのは、幼少時の小さな自分が下から見上げていた、若くて大きな親だということです。
    その大きな親との関係で、「誰からも認められなければならない」「人から愛されなければならない」「人の前では泣いてはいけない」「頼まれたら断ってはいけない」「人を怒らせてはいけない」「いつもニコニコしていなくてはいけない」等々、たくさんのプログラムをアタマは子供時代に作っていきます。
    つまり、幼少時に下から見上げた「大きな親」と「プログラム」はセットで、次々に成立していったということです。

    分かりやすい例が、ネイティブアメリカンの話にあります。
    ネイティブアメリカンは大自然で生活していますから、小さな子供が一人でフラフラと遠くに出歩いてしまっては、コヨーテなどの野獣の餌食になってしまいます。ですから、子供を遠くに行かせないような教育が必須です。
    そのため小さい時から、親は土俵のような輪を地面に描いて、「この中で遊んでいなさい。絶対に出てはいけませんよ」という教育をします。子供が輪の外に出て遊んでいると、父親が厳しく叱ります。子供は、自分から輪の外に出ることができなくなります。
    そのようにして育てられた子供が、やがて、筋骨隆々のたくましい大人になります。父親はヨボヨボのおじいさんになっていても、もし、そのヨボヨボのおじいさんが輪を地面に描いて、「息子よ、この輪から出るな」と言えば、やはり息子はその輪から出られないのだそうです。あり得る話だと思います。

    息子のアタマの中には、「輪の中から出てはいけない」というプログラムがしっかりと出来上がっていて、たくましい大人になった今も、そのプログラムが起動して、反応しているわけです。
    「三つ子の魂百まで」「雀百まで踊りを忘れず」と言いますが、アタマは学習したことをなかなか忘れないということです。
    それらは、幼い自分にはとても役に立っていたのですが、大人になると邪魔になってくるわけです。
    大人になれば、小さい時に作ったプログラムの見直し作業、変更作業をしなければなりません。その時に、どうしても立ちはだかるのが「心象の親」です。
    幼少時のプログラムは、当時の親の顔や声やイメージと一緒に成立していますから、まずは、その親を打ち倒さなければならないということになります。
    もう一度言いますが、現実の親ではなくて、プログラムと一緒に、アタマの中に自分が持っている「イメージの親」「心象の親」です。
    「心象の親」がらみのプログラムが、もし自動起動しなければ、人生はどんな人生も底抜けに楽しい、明るい、素晴らしいものなのです。
    ですから、修行とは、自分を生きにくくしているプログラムを抜去したり、無自覚に起動させないようにすることです。
    もっと正確に言うと、起動させるのも自由、起動させないのも自由になるということです。

    今回の対話集は、各地の宝彩瞑想会の会場で交わされた質疑応答の中から、「心象の親」に関するものを集めました。
    そして、心象の親について、実体を把握しやすいように、多面的に角度を変えて、編集、編纂してあります。
    この一冊を読めば、「心象の親」の仕組みや、その親との戦い方がよく分かると思います。
    みなさんの修行の良いヒント、良い資料になれば幸いです。

    宝彩有菜
    ---------------------
    (目次)

    第一章 心象の親に叫ぶ
    (1)私の親はひどい親?
    (2)私の過去は苦しいことばかり?
    (3)言えなかった言葉を叫ぶ

    第二章 親に愛されたかった自分はもういない
    (1)外に向かうのではなく、内に向かう
    (2)愛されたいが強烈に動くわけ
    (3)幼い自分が学習したことは間違いが多い
    (4)学習されたものはプログラム化される
    (5)親の態度と子供の感受性
    (6)毒麦は大人になったら取ればいい

    第三章 人よりも、まず自分を救う
    (1)嫌な人からは遠ざかる
    (2)自分が幸福になる方が先
    (3)親の言うことは聞かない

    第四章 自分が強くなる
    (1)鎧兜をかぶったウサギ
    (2)欲があると弱くなる
    (3)愛に満ちれば強くなる
    (4)考えなければ劣等感はない
    (5)罪も罰もない

    第五章 日常で、マインドの動きをチェックする
    (1)アタマの中で親の言葉を使わない
    (2)その判断基準は誰のもの?
    (3)し過ぎていることにはプログラムがある
    (4)子供の誤解
    (5)日中に疑問符をつける

    第六章 瞑想で、懐かしい過去を思い出す
    (1)面白くてたまらない過去ライブラリー
    (2)過去の閲覧はなんのため?
    (3)呼び水のタイミング
    (4)心の中で、ありがとう

    第七章 瞑想で、プログラムの元の記憶を思い出す
    (1)再体験はいつできる?
    (2)軽いプログラムからエクササイズ
    (3)ブラックボックスには宝物がいっぱい
    (4)秘密基地から広げていく
    (5)私は愛されていた
    (6)プログラムは心象の親にひっついているだけ

    第八章 自由自在になる
    (1)普通で気楽な人間関係
    (2)使い分ければ宝になる
    (3)全部、嫌いではなくなった
    (4)そこから本当に遊べる
    あとがき

    ---------------------
    (質問一覧)

    第一章
    Q01:歯をくいしばる癖をとりたいのですが?
    Q02:過去は苦しかったので、瞑想で過去に行きたくないのですが?
    Q03:瞑想で過去を思い出しても、嘘臭い感じがするのですが?
    Q04:「親よりも自分は強い」になるには、どうしたらいいですか?

    第二章
    Q05:親にありがとうと言ってもらいたいのですが、親にそれを求めても無駄ですね?
    Q06:なぜ人は、愛されたいと思うのでしょうか?
    Q07:プログラムはどうやってできるのですか?
    Q08:自分を生きづらくしているプログラムが全部取れたら、悟ったということですか?
    Q09:プログラムの一気抜きの後に必要なプログラムを取り戻す時、プログラムを自分で選べるんですか?

    第三章
    Q10:嫌な人と同じ時間を共有したくないのですが、それは強欲ですか?
    Q11:助けてあげたい人がいるのですが、そばにいると私は苦しくて。どうしたらいいでしょうか?
    Q12:遠くに住んでいる姉の方が、実家暮らしの長かった私より親を恐れているのはなぜですか?

    第四章
    Q13:後ろ向きで、いつも過去に意識が行っているのをやめるにはどうしたらいいですか?
    Q14:日中に、棚上げしても嫌な感じが残っているのは、抑圧になっているのですか?
    Q15:「罰があたる」とすぐ思ってしまうのをやめるにはどうしたらいいですか?

    第五章
    Q16:親の嫌いなところと、嫌いなのに自分もそっくり同じになるのはなぜですか?
    Q17:本当に賢い人とは、どういう人ですか?
    Q18:子供の心配をし過ぎるのを、ほどよく心配するにはどうしたらいいですか?
    Q19:瞑想中に首が苦しくなるのは、赤ちゃんのころに首を絞められたことがあるのではないかと思うのですが?
    Q20:「自分が悪いんだ」といつも自分を責めてしまうプログラムを取るにはどうしたらいいですか?

    第六章
    Q21:瞑想で過去情報を閲覧するのは、悪いプログラムを書き換えるためですか?

    第七章
    Q22:瞑想で、辛い記憶の再体験をするにはどうしたらいいですか?
    Q23:狭い所や長時間拘束されると、動悸がして緊張するプログラムを手放したいのですが?
    Q24:軽いプログラムは気にならないので、重いのを手放したいのですが?
    Q25:瞑想で、過去情報を見ている時に、例えば人の顔が出てきたら、あ、誰々だとか喋っているのですが、それはいいのですか?
    Q26:瞑想で過去のことを思い出すのは嫌なのですが、過去にアクセスするにはどうしたらいいですか?

    第八章
    Q27:変容した後に、また元に戻ることはありますか?
    Q28:偉い人が来ると恐縮して嫌だなと思うのは、人が好きではないプログラムがあるということでしょうか?
    Q29:幸福になりたい欲がなくなったら、何もしなくなるのではないですか?
    ---------------------
    以上

    Baixar eBook Link atualizado em 2017
    Talvez você seja redirecionado para outro site

    eBooks por Arina Hosai

    Página do autor

    Relacionados com esse eBook

    Navegar por coleções eBooks similares