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    The Law about Women and Men 5 (Japanese Edition)

    Por Kurihara Yosuke

    Sobre

     東京都町田市で開業しております、司法書士の栗原庸介です。

     私は、東京司法書士会ADR・調停センター「すてっき」というところで調停人をやっております。「すてっき」に持ち込まれる事件数ナンバー1は、遺産相続事件です。そして、次に多いのが、本書「女と男の法律学4」のテーマ、離婚事件です。

     それもそのはずです。
     結婚したカップルの約3組に1組は離婚し、計算上は約2分で1組離婚している。残念ながら、それが日本の現状です。

     であるならば、「私の人生に離婚なんて関係ないわ」という態度で人生を送ることは、極めてリスキーだと言わねばならないでしょう。

     誰でも離婚になる可能性はあります。あの高橋ジョージさんはテレビ番組で、「自分は妻が家を出ていく前日まで普通に幸せに過ごしていた」と証言しています。離婚は突然やってきます。

     前巻までで、離婚の手続き面については説明が済んでいます。本書ではいよいよ、離婚に伴う金銭問題を見ていきます。

     前巻に引き続き本書においても、東京家庭裁判所の裁判官の方から直接聴いたお話を随所に入れました。

     はたして、率直に言って離婚にはどのくらいコストがかかるのでしょうか。

     本書においては、離婚に伴う金銭問題のうち、特に婚姻費用と養育費を中心に見ていきます。

     本シリーズで、現代社会を生きていくのに必須の法律知識を身につけてください。


     以下、本書では、以下の設例を基本設例として説明していきます。

    基本設例:
     ミクは1998年、16歳の時に上京し、当時40歳だった丈二と結婚した。
     2005年に、子のななみが誕生。
     しばらくは順調で慣れない東京にあっても幸せな家庭であったが、ミクは年を重ね精神的に大人になっていくとともに、いつまでも自分を子ども扱いし何かと命令口調でいいつけてくる夫のことを疎ましく思うようになっていた。
     ある日、夫の言い放ったひどい冗談をきっかけに、これまで積もりに積もった不平不満と不信感が爆発したミクは2013年12月25日、夫には何も告げずに、ななみと飼い犬を連れて家を出た。
     ミクは離婚を希望しているが、夫には離婚する気はなく、協議離婚は成立する気配すらない。なお、ミクの現在の住所は沖縄だが、丈二には伝えていない。


     …え?どこかで聞いた話だって?気のせいですよ。何でもないようなことですよ。あくまでもフィクションですので誤解なきように。


     本シリーズは第1巻からの続きものです。ぜひ、第1巻から通して読まれますことを強くお勧め申し上げます。

     こちらで第1巻のサンプルがご覧いただけます。
    http://bookissue.biz/book/yosuke_kurihara_2.html


    ※なお、本書では主に東京家庭裁判所の裁判官に聴いたお話や、筆者が実際に手がけた事件を基に記述していきます。他の家庭裁判所では扱いが異なる部分もあるかと思いますが、ご了承ください。
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