toudaigoukakutsuchishookiminisasagu (Japanese Edition)

勉強もスポーツも流行りのものにも興味のない高校三年生、大和田慶太の唯一の趣味であり楽しみは絵を描くこと。
人付き合いにも興味のない慶太だが、たった一人だけ、心密かに想いを寄せるクラスメートがいた。
美人で秀才の青山礼子。
礼子と全く接点のない慶太は、定期試験の答案用紙に毎回礼子のデッサン画を描くことで独り満足していた。
東大受験一筋に生きる礼子は、勉強のできない慶太の存在など全く意に介さない。
そんな折り、慶太はある決心をする。