【本の紹介】
この本に書かれていることは次の通りです。
【1】発声練習曲No.1~No.10
【2】アッポッジョと声の闘争
【3】良く通る声と明るい声の出し方
【4】合唱・独唱・ベルカント・ボイトレのコツ(2017年改訂版)
【5】参考文献
この本のキーワード:アッポッジョ、声の闘争、母音、背中と脇腹を使った支えのある腹式呼吸、吸気筋と呼気筋の連携、発声筋の連携と拮抗、良く通る声と明るい声の出し方、腰と太ももの支え、腹部と背中の筋肉の連携、ベルカントとボイストレーニングのコツ
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目次
はじめに
この本の使い方と日々の練習について
No.1 二度音程(全音・半音)の練習
No.2 二度と三度の練習
No.3 二度・三度・四度の練習
No.4 二度・三度・四度・五度の練習
No.5 音階による中声域と低声域の練習
No.6 母音の練習
No.7 アジリタの練習
No.8 中声域と三拍子の練習
No.9 レガートの練習
No.10 八分の六拍子とレガートの練習
背中・首すじと胸郭による姿勢のポイント
支え(アッポッジョ)について
母音(イエアオウ)について
合唱・独唱・ベルカントのコツ(2017年改訂版)
参考文献
著者ホームページ
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はじめに
この本は日々の発声練習のために書かれています。合唱の合わせ前やパート練習前の発声練習、個人練習に役立ててください。また、合唱以外でも独唱・演劇・吹奏楽の呼吸と歌唱の練習にも有効です。
この本の内容は発声の練習曲と理論(練習曲7割、理論とコツ3割)です。効率的に声を鍛えるために、音階や和音の構成音など、シンプルな旋律で作曲しています。
本書の練習曲はどこから始めても大丈夫です。必要なときに必要な曲を選んで練習してください。また、本書の練習曲は中音域(パッサッジョ)を重視して作曲されています。
後半に練習のポイントやボイストレーニングのコツを書いています。ここで書かれているコツは、私がツイッターやブログで紹介したボイトレのコツに肉付けをして効果的にした文章です。練習曲を歌うときは、このポイントやコツを参考にしてください。
この本の練習曲は中声域(パッサッジョ)を重視して作曲されています。最初は楽譜通りの中声域で練習してください。高い声や低い声の練習を行う場合は、5度上や下など移調してください。高音・低音パートに関わらず、2オクターブ以上の広い音域を練習しておくことが大切です。歌の音域は発声練習で出せる音域よりも、高音・低音ともに長三度程度狭くなります。余裕を持って表現できるように、広めの音域を練習しておく必要があります。自分の声種が高声だから低声の練習を減らしたり、低声だから高声の練習を減らすというようなことが無いようにすることが重要です。
喉を自由にして実力を発揮するためには、広い音域と様々な声で練習する必要があります。
この本は次の方々を対象にして書かれています。
・歌声を良くしたい方(合唱やオペラ、ボーカルやカラオケを歌う方)
・声を良くしたい方(演劇や声優の練習をしている方、イケボになりたい方)
・仕事で声をよく使う方(ビジネスでリーダーシップを発揮したい方、プレゼンテーションを良い声で行いたい方、塾講師や学校教師の方)
・日常会話を楽しみたい方
・姿勢、呼吸、発声や嚥下を改善して健康になりたい方 ……など
voicetraining 1-10 (Japanese Edition)
Sobre
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