◆形式◆
小説(フィクション)
◆テーマ◆
視覚像が欠如していて、映像化不可能な状況を言語的に体験する。
◆あらすじ◆
軽いうたたねから覚めたとき、主人公は自分が完全な闇の中にいるのに気づく。座っている椅子の形状・感触からどうやらそこは映画館らしかった。膝の上に実家への土産があり、彼は恋人と待ち合わせていことをかすかに覚えていたが、どうしてその場所に紛れ込んだのか思い出せない。上映前らしく辺りは咳払いひとつ聞こえぬ静寂に包まれ、さらに全く光がないために、下手に身動きもできない。彼は恋人どころか周囲に人がいるかいないのかさえ確認できず、肝心の映画も一向に始まる気配が感じられない…。
◆文庫本換算(42字×15行) 約70ページ◆
◆版歴◆
平成25年8月31日 第1版
Yamino nakade – Sitting in the Darkness (Japanese Edition)
Sobre
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