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    kouseinenkinkikinjimuchofuntouki kouseinenkinkikinarchive (Japanese Edition)

    Por Takano Yoshihiro

    Sobre

    基金事務所の裏話・・・

    厚生年金基金について、小さな基金事務所職員の筆者が、昭和50年から平成13年の定年まで25年に及ぶインフラ・ノウハウ立ち上げの実務経験の幾つかを書いてみました。
    この「厚生年金基金事務長奮闘記」は、一般の解説本のようにテーマの総覧とか、解説・教示・説明などとは異なり、体系・理念以前のドメスティックなもの、どちらかと言うと皆様を巻き込むと言うか、ご一緒に「厚生年金基金って、何んだ?」とお考えいただくような方向で書いております。
    お読みいただければ、基金事務所の現場のドメスティックなドブドロのなかにおもむろに立ち上がってくるものを必ず見出されることでしょうし、基金制度の実態の具体的事例を通じて基金の何たるかをご理解いただけることと思います。そのうえで、願わくは、皆様が「私ならこうやる!」というアイデアを練り上げるきっかけにでもなりましたら、これに勝ることはありません。

    [目次]
    あらまし 
    はじめに
    第一章 ブレイクスルーな事態 
    第二章 厚生年金基金とは? 
    1厚生年金基金制度の仕組み
    第三章 経営資源の有機的連結 
    1事業展開状況
    2厚生年金基金経営の有機的連結
    3年金業務の機械化と自主性の確立
    4厚生年金の受給資格確認代行、年金請求代行、政府負担金
    5資産運用収益による福祉施設事業、業務機械化、給付改善
    第四章 フレームワークの刷新 
    1フレームワークの刷新
    2代行型はハイコストが仕組まれている!
    3業務委託ⅠA型と指定法人
    4ディスクローズの試行錯誤
    5手作り広報誌のポリシー「お元気ですか?」
    6事務所に情報は転がっていない!
    7厚生年金基金の格付け
    第五章 資産運用の立ち上げ 
    1経営指針達成の方策
    2事務長の読んだ金融本
    3戦略アセットミックス構築の経緯
    4未曾有な事態
    おわりに 

    [読者コメント]
    *さて、「事務長奮闘記」、ようやく読了致しました。
    先人の30年にも及ぶ実務経験をいわば追体験できる貴重な文献でした。
    とりわけ、総幹事制が基金の独立性・自主性を阻害したという指摘と、その脱却策としてのIA型移行・指定法人採用という視点は、目から鱗でした。(2006/07/04 ブロガーA氏)

    *痛快かつ本質にズバリ (国士夢想)             2010-10-05 04:41:13
    と切りこんだキレのある意見で読んだ後味がさわやかでした。
    年金基金の総幹事制の弊害は一般国民が全く知らない世界ですね。年金記録以上の恐ろしい問題です。政治家も知らないのでしょうか?
    これじゃ運用利回りがあがる筈もなく、高齢者社会の年金受給者は主要な消費者でもあるのにデフレスパイラルですね。この総幹事制は海外からの圧力になるような気がします。


    2016.03.15~19の無料配布キャンペーンで30DL頂きました。

    「厚生年金基金アーカイブ」一覧
    1.年金シリーズ
    ❶検定:年金入門
    ❷年金記録問題解決! 年金履歴書
    ❸知らないじゃ、すまないでしょ! 事例で学ぶ年金
    ❹Q&A年金の行方
    ❺ちょっと待った! これから年金の50代の方 年金生活への第一歩
    2.基金シリーズ
    ❶厚生年金基金事務長奮闘記
    ❷人様のお金―厚生年金基金は何になるのか
    ❸日本版401k誕生秘話! 誰も知らない厚生年金基金
    3.運用シリーズ
    ❶401kの秘法 勝手格付け
    ❷厚生年金基金の資産運用に 再々の肩叩きをスルーして 25年のめりこみました!
    ❸1990 ヨ―ロッパ 資産運用
    ❹iDeCoで転ばぬ先のシミュレーション 確定拠出年金をはじめる方への先人の ドハハな教え!
    4.確定拠出年金シリーズ
    ❶401(k)の百聞は一見に如かず
    ❷iDeCo確定拠出年金はじめのはじまり
    ❸iDeCo確定拠出年金入門 


    著者本
    ●「述語は永遠に……」(小説) 1981年
    ●「情緒の力業」(哲学) 1995年
    ●「人様のお金」(年金) 2009年

    ●ブログ http://blog.goo.ne.jp/hitosamano


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