須彌山の霊獣たちを主人公にしたコメディの第四弾。
これまでに登場した霊獣たちが、再び活躍します。
全7話を収録。
『リシのガーデニング・ダイアリー』
虚空蔵菩薩が気まぐれに植えて忘れていた小庭を片付けることになったが、恐れをなして誰も手伝おうとはしない。そこで居候のハヌマーンラングールのリシが手伝うことに。
リシの日記の形で、手強い植物たちと渡り合うガーデニングの日々が綴られる。
『虎の苦行』
虎のチッタが喧嘩を封印したと聞いて、ガルーダは驚愕する。呆然としたものの、すぐさま事情を知っていそうなクジャクのもとへ。
クジャクが苦笑交じりに語ったその理由とは?
『えっと、あなたは誰だっけ?』
獅子のリオンが弁才天の城でおやつをもらって食べていると、弁才天の夫の戦神が珍しく話しかけてくれる。嬉しくなっておしゃべりするものの、いつも霊獣たちの間で「弁才天の夫」「遊んでくれない神様」で通っているため、名前が思い出せない。
会話をしつつ必死に考えるリオンは、「帝釈天」の名前を思い出せるのか?
『不運な日は、とことん不運』
多聞天の城に住む雪豹のシロは、朝からついていなかった。気分転換に外へ出ても、次々に災難に。ついにたまりかねて獣医である孔雀明王の霊獣センターへ駆け込むのだが……。
『リドルの探し物』
森番の黒象リドルが起きてみると、大切な頭飾りが消えていた。大慌てで森中を探したのだが見つからない。
リドルの宝物はどこへいったのか?
『僕の事情』
獅子のレオは、ぐうたらするのが大好き。喧嘩は面倒だからしたくないタイプ。そんなレオが、なぜチッタ、ガルーダと共に須彌山三強の霊獣の一頭に数えられるほど強くなったのか。レオがいきさつを語る。
『霊獣たちの陰謀』
最近、霊獣たちの動向が妙だ!
須彌山の秩序に目を光らせる護法神達が、霊獣たちの行動に不審を抱き、「もしや魔獣に取り憑かれたのではないか」と、帝釈天のもとで会議を開くことになった。
はたして霊獣たちは何を企てているのか?
reizyuutatinomonogtari 4 (Japanese Edition)
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