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    The Law about Women and Men 11 (Japanese Edition)

    Por Kurihara Yosuke

    Sobre

    皆さんに問います。

    「なぜ不倫をしてはいけないのですか」

     さて、あなたは答えられますか?

     本書では、道徳的なことには一切言及しません。あくまでも法律的に、現代の日本において不倫をするとどういう法的責任が生じるかを解説していきます。

     結論から言うと、1回のゲス不倫が、7つもの訴訟を引き起こす可能性があります。その1つひとつについて見ていきましょう。

    <本シリーズの人物設定>

    ・ななみ(36)…賢二の妻。夫に不倫されてしまう被害者。
    ・賢二(46)…ななみの夫。職場の部下である女性と不倫してしまう。
    ・なな子(18)…ななみと賢二の間の子。高校3年生。
    ・真里(22)…賢二の部下で、不倫相手。法律用語としては「相姦者」。
    ・昌介(27)…真里の夫。


     本書は、上記いずれの立場、つまり不倫されてしまった被害者の立場の方にも、不倫してしまい訴えられてしまっている立場の方にも、役に立つと思います。

     ベッキーさんは一時期まったくテレビから姿を消しました。矢口真里さんは久々に出演したカップヌードルのCMが、苦情によって中止に追い込まれました。

    「なぜ不倫をしてはいけないのですか」

     もしあなたがベッキーさんや矢口真里さんを見ると不愉快だと感じるのであれば、この問いにちゃんと説得的な理由で答えられないといけないと私は思います。

     本書で、ゲス不倫の法的責任を考えていきましょう!
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