<内容紹介>
年収や肩書、学歴等、やたらと他人と比べては「勝ち組」だの「負け組」だのと一喜一憂する人がいる。しかし、そもそも人生における価値観というものは、もっと多様であるはずで、いわゆる「勝ち組」と呼ばれる人たちが「幸福者」であるとは限らない。
その逆もまた然りで、「負け組」であることが「不幸者」とも限らない。つまり、幸福感において、「勝ち組」であるか「負け組」であるかは、関係がないということだ。
陳腐なメディアは「勝ち組」=「尊敬すべき人」=「幸福者」といった固定観念を作り上げ、勝ち組を目指し、勝ち組入りを果たすことこそが、最良の人生であるといった見方を示す。
こうした観念が、それに該当しない自分を卑下させ、苦しませる。そして、その苦しみが、ストレスや不満を生み、息苦しい世の中を形成していくのである。
日本は諸外国と比べ、格差が比較的小さいとされる。にもかかわらず、日本人の幸福度はそれほど高くはない。これひとえに、「勝ち組」=「幸福」、「負け組」=「不幸」といったステレオタイプ化した考えが、人々の間に横たわっているからであろう。
幸福度を上げるため、懸命に学び、働くことは尊いことではあるが、それで仮に勝ち組入りを果たしたところで、幸福者になれるとは限らない。
むしろ幸福度をアップさせるキーは、価値観の多様化である。今、自分が「負け組」なら、「負け組としての生き方」を心得、今、この瞬間を充実させることに神経を注ぐべきである。本書はその方法を100項に当たり、説くものである。
<読者対象>
①負け組であることを悲観し、無用な劣等感に苛まれている方々
②他と比べて「自分はダメだ」と思い込み、希望を持てない方々
③幸福でないのは、自分が負け組だからだと思い込んでいる方々
④いくら頑張っても上へいけない。そのことに絶望している方々
⑤とにかく毎日を明るく、楽しく、前向きに生きたいと願う方々
<本書特徴>
①1項を約1分で読める分量なので、忙しい日々を送る方に最適
②電子書籍なので、持ち運びに便利で空いた時間に気軽に読める
③スマホの画面で、1項が1ページ強で収まるように分量を調節
④ビジネスパーソン、主婦、学生等々、立場を問わず読める内容
⑤「負け組としての生き方」100のポイントを簡潔明瞭に著述
<著者紹介>
けんたっきぃ:http://ken.main.jp
KBF代表。著述家。1973年大阪出身。ロンドン大学教育大学院(TESOL〔英語教授法修士〕)卒。英語圏在住7年(米4年、豪2年、英1年)。英検1級、TOEIC990点(満点)。現在、台北と大阪を拠点に、教育、ビジネス、健康など幅広いテーマで執筆活動中。
〔各分野における実績〕
<教育>
自身の教室に加え、企業、官公庁、大学、専門学校等でも英語・英会話講師として教鞭を取り、13年間で2万時間を超える授業を担当。英会話からビジネス英語、英検、TOEIC対策等、幅広く英語指導に携わる。
<ビジネス>
大手英会話スクールで1年間講師として勤務後、独立。東京、千葉で12年間、英会話・中国語スクールや大人のための英語塾、少人数制ヨガスタジオを経営(2013年英国留学のため黒字廃業)。創業以来無借金経営を貫き、自己資金だけで最大5校を展開。
<健康>
アメリカカレッジ時代に栄養学を学び、玄米に関するリサーチペーパーを執筆。又、栄養学の知識を活かし、10キロの減量に成功。後にオーストラリアに渡り競馬騎手に転身。騎手時代の体重管理が厳しい中、健康を害さず、体重48キロ、体脂肪率5%の維持に成功。
<目次一覧>
著者紹介
はじめに
目次一覧
1章 「負け組」とは?
1 敗者の美学
2 「負け組」を自認する
3 メディアによる洗脳
4 無意味な比較をしない
5 自己に視点を向ける
6 プロセスを楽しむ
7 自分を卑下しない
8 「お金」に操られるな
9 人生における喜びとは?
10 「勝ち組」が幸せとは限らない
2章 理想と現実
11 「分相応」とは?
12 「理想」の功罪
13 虚栄心の背景にあるもの
14 怠慢な自分
15 急がば回れ
16 過程にこそ意義がある
17 何故、人は怠けるのか?
18 「勝ち組」と「負け組」の差
19 子供時分を思い出そう
20 素直になろう
3章 「勝ち組」と「負け組」
21 「勝ち組」になるための3要素とは?
22 流れには逆らえない
23 努力の本質をわきまえる
24 「勝ち組」の努力の仕方
25 「力」より大事なものとは?
26 「勝ち組」に入ることが全てではない
27 一度できた流れは変えられない
28 「負け組」としてのビジネス戦略
29 「負け組作家」がやっていること
30 「宝の持ち腐れ」とは?
4章 弱者の兵法
31 己を知る
32 起業で成功する人と失敗する人の違い
33 競争の激しい業界でサバイブするには
34 大手と中小零細の戦略の違い
35 真に「強い会社」とは?
36 存在価値を見出すには
37 自己満足度を高めるには
38 真の「自己満足」とは?
39 「不満」の背後にあるものとは?
40 人生最大の難敵とは?
5章 失敗に学ぶ
41 「無病息災」より「一病息災」
42 「金持ち」が有利とは限らない
43 動じない心を養おう
44 何故、日本は「大借金国」なのか?
45 「名選手に名監督あらず」の訳
46 指導が下手な講師の特徴
47 「壁」を歓迎しよう
48 「引き出し」を増やすには
49 「不合格」を喜ぼう
50 思考を深めよう
6章 悔しさをバネに
51 「負の感情」を力に変える
52 「卑下」と「怒り」
53 「改革心」とは?
54 「普通に」ができないことへの苛立ち
55 「負け組」としての働き方
56 不自由な仕事
57 我が「負け組人生」を振り返る
58 無駄の効用
59 「負け組」もいろいろ
60 「負け組」は自ら選んだ道
7章 「負け組」は不幸か?
61 成熟社会における「勝ち組」とは?
62 時代の移り変わりによる思考の変化
63 現代における「勝ち組」と「負け組」
64 発想の転換で「勝ち組」になれる
65 日本人の「幸福度」が高くない理由
66 真の「幸福」とは?
67 「幸福度」を上げ「勝ち組」になろう
68 「幸福」を維持するには?
69 「負け組」でも「幸福」になれる
70 自分を「勝ち組」にする早道とは?
8章 客観的判断
71 あなたは「負け組」ではない
72 「負け組」と嘆く前にすべきこと
73 虚しい生活とは?
74 程よい疲れ
75 実績を積み上げる
76 幸福度をアップさせるものとは?
77 評定について
78 評価において大事なこと
79 下された評価の受け止め方
80 「らしさ」を失ってはならない
9章 多様性について
81 No.1を目指すことの意義
82 企業は経営者の思い一つで決まる
83 「勝ち組」を目指すのに必要な覚悟
84 「ワークライフバランス」について
85 バランスを考慮すべきタイミング
86 ステージに合わせた働き方を
87 小規模でも「負け組」ではない会社
88 「勝ち組」の苦労を知ろう
89 「そこそこに甘んじる」とは?
90 思考の多様化を図ろう
10章 働き方を考える
91 仕事で失ってはならないものとは?
92 競争を勝ち抜くには
93 「デカいこと」より「小さなこと」
94 「負け組」が犯しやすい過ち
95 能力を最大限発揮するには
96 能力を向上させるには
97 感謝の気持ちを持って仕事に当たる
98 期待を裏切らない働き方
99 キャパシティを広げよう
100 失敗を恐れない
おわりに
作品一覧
年収や肩書、学歴等、やたらと他人と比べては「勝ち組」だの「負け組」だのと一喜一憂する人がいる。しかし、そもそも人生における価値観というものは、もっと多様であるはずで、いわゆる「勝ち組」と呼ばれる人たちが「幸福者」であるとは限らない。
その逆もまた然りで、「負け組」であることが「不幸者」とも限らない。つまり、幸福感において、「勝ち組」であるか「負け組」であるかは、関係がないということだ。
陳腐なメディアは「勝ち組」=「尊敬すべき人」=「幸福者」といった固定観念を作り上げ、勝ち組を目指し、勝ち組入りを果たすことこそが、最良の人生であるといった見方を示す。
こうした観念が、それに該当しない自分を卑下させ、苦しませる。そして、その苦しみが、ストレスや不満を生み、息苦しい世の中を形成していくのである。
日本は諸外国と比べ、格差が比較的小さいとされる。にもかかわらず、日本人の幸福度はそれほど高くはない。これひとえに、「勝ち組」=「幸福」、「負け組」=「不幸」といったステレオタイプ化した考えが、人々の間に横たわっているからであろう。
幸福度を上げるため、懸命に学び、働くことは尊いことではあるが、それで仮に勝ち組入りを果たしたところで、幸福者になれるとは限らない。
むしろ幸福度をアップさせるキーは、価値観の多様化である。今、自分が「負け組」なら、「負け組としての生き方」を心得、今、この瞬間を充実させることに神経を注ぐべきである。本書はその方法を100項に当たり、説くものである。
<読者対象>
①負け組であることを悲観し、無用な劣等感に苛まれている方々
②他と比べて「自分はダメだ」と思い込み、希望を持てない方々
③幸福でないのは、自分が負け組だからだと思い込んでいる方々
④いくら頑張っても上へいけない。そのことに絶望している方々
⑤とにかく毎日を明るく、楽しく、前向きに生きたいと願う方々
<本書特徴>
①1項を約1分で読める分量なので、忙しい日々を送る方に最適
②電子書籍なので、持ち運びに便利で空いた時間に気軽に読める
③スマホの画面で、1項が1ページ強で収まるように分量を調節
④ビジネスパーソン、主婦、学生等々、立場を問わず読める内容
⑤「負け組としての生き方」100のポイントを簡潔明瞭に著述
<著者紹介>
けんたっきぃ:http://ken.main.jp
KBF代表。著述家。1973年大阪出身。ロンドン大学教育大学院(TESOL〔英語教授法修士〕)卒。英語圏在住7年(米4年、豪2年、英1年)。英検1級、TOEIC990点(満点)。現在、台北と大阪を拠点に、教育、ビジネス、健康など幅広いテーマで執筆活動中。
〔各分野における実績〕
<教育>
自身の教室に加え、企業、官公庁、大学、専門学校等でも英語・英会話講師として教鞭を取り、13年間で2万時間を超える授業を担当。英会話からビジネス英語、英検、TOEIC対策等、幅広く英語指導に携わる。
<ビジネス>
大手英会話スクールで1年間講師として勤務後、独立。東京、千葉で12年間、英会話・中国語スクールや大人のための英語塾、少人数制ヨガスタジオを経営(2013年英国留学のため黒字廃業)。創業以来無借金経営を貫き、自己資金だけで最大5校を展開。
<健康>
アメリカカレッジ時代に栄養学を学び、玄米に関するリサーチペーパーを執筆。又、栄養学の知識を活かし、10キロの減量に成功。後にオーストラリアに渡り競馬騎手に転身。騎手時代の体重管理が厳しい中、健康を害さず、体重48キロ、体脂肪率5%の維持に成功。
<目次一覧>
著者紹介
はじめに
目次一覧
1章 「負け組」とは?
1 敗者の美学
2 「負け組」を自認する
3 メディアによる洗脳
4 無意味な比較をしない
5 自己に視点を向ける
6 プロセスを楽しむ
7 自分を卑下しない
8 「お金」に操られるな
9 人生における喜びとは?
10 「勝ち組」が幸せとは限らない
2章 理想と現実
11 「分相応」とは?
12 「理想」の功罪
13 虚栄心の背景にあるもの
14 怠慢な自分
15 急がば回れ
16 過程にこそ意義がある
17 何故、人は怠けるのか?
18 「勝ち組」と「負け組」の差
19 子供時分を思い出そう
20 素直になろう
3章 「勝ち組」と「負け組」
21 「勝ち組」になるための3要素とは?
22 流れには逆らえない
23 努力の本質をわきまえる
24 「勝ち組」の努力の仕方
25 「力」より大事なものとは?
26 「勝ち組」に入ることが全てではない
27 一度できた流れは変えられない
28 「負け組」としてのビジネス戦略
29 「負け組作家」がやっていること
30 「宝の持ち腐れ」とは?
4章 弱者の兵法
31 己を知る
32 起業で成功する人と失敗する人の違い
33 競争の激しい業界でサバイブするには
34 大手と中小零細の戦略の違い
35 真に「強い会社」とは?
36 存在価値を見出すには
37 自己満足度を高めるには
38 真の「自己満足」とは?
39 「不満」の背後にあるものとは?
40 人生最大の難敵とは?
5章 失敗に学ぶ
41 「無病息災」より「一病息災」
42 「金持ち」が有利とは限らない
43 動じない心を養おう
44 何故、日本は「大借金国」なのか?
45 「名選手に名監督あらず」の訳
46 指導が下手な講師の特徴
47 「壁」を歓迎しよう
48 「引き出し」を増やすには
49 「不合格」を喜ぼう
50 思考を深めよう
6章 悔しさをバネに
51 「負の感情」を力に変える
52 「卑下」と「怒り」
53 「改革心」とは?
54 「普通に」ができないことへの苛立ち
55 「負け組」としての働き方
56 不自由な仕事
57 我が「負け組人生」を振り返る
58 無駄の効用
59 「負け組」もいろいろ
60 「負け組」は自ら選んだ道
7章 「負け組」は不幸か?
61 成熟社会における「勝ち組」とは?
62 時代の移り変わりによる思考の変化
63 現代における「勝ち組」と「負け組」
64 発想の転換で「勝ち組」になれる
65 日本人の「幸福度」が高くない理由
66 真の「幸福」とは?
67 「幸福度」を上げ「勝ち組」になろう
68 「幸福」を維持するには?
69 「負け組」でも「幸福」になれる
70 自分を「勝ち組」にする早道とは?
8章 客観的判断
71 あなたは「負け組」ではない
72 「負け組」と嘆く前にすべきこと
73 虚しい生活とは?
74 程よい疲れ
75 実績を積み上げる
76 幸福度をアップさせるものとは?
77 評定について
78 評価において大事なこと
79 下された評価の受け止め方
80 「らしさ」を失ってはならない
9章 多様性について
81 No.1を目指すことの意義
82 企業は経営者の思い一つで決まる
83 「勝ち組」を目指すのに必要な覚悟
84 「ワークライフバランス」について
85 バランスを考慮すべきタイミング
86 ステージに合わせた働き方を
87 小規模でも「負け組」ではない会社
88 「勝ち組」の苦労を知ろう
89 「そこそこに甘んじる」とは?
90 思考の多様化を図ろう
10章 働き方を考える
91 仕事で失ってはならないものとは?
92 競争を勝ち抜くには
93 「デカいこと」より「小さなこと」
94 「負け組」が犯しやすい過ち
95 能力を最大限発揮するには
96 能力を向上させるには
97 感謝の気持ちを持って仕事に当たる
98 期待を裏切らない働き方
99 キャパシティを広げよう
100 失敗を恐れない
おわりに
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