「先生、私、willは何となくわかるんですけど、wouldの使い方がよくわかりません」。これは、私が英語講師時代に、生徒さんたちからよく受けた質問の一つです。
wouldを辞書で引くと、その定義として「willの過去形」とあります。確かにその通りなのですが、その定義を理解しただけでは、wouldを正しく使いこなすことはできないでしょう。
例えば、「私はそのお店に行くつもりです」という文を英文にしますと、I will go to the shop.となります。では、「私はそのお店に行くつもりでした」ならどうか。
この時、単純にwillを過去形にして、I would go to the shop.とするとどうか。これは必ずしも意図した文にはなりません。この場合は、I was going to the shop.とするのが妥当です。
「えっ?じゃあwouldはwillの過去形じゃなかったの?」。wouldはwillの過去形である。この定義だけでは収まり切らない程、wouldは多様な用法を持っているのです。
実際、wouldを辞書で調べますと、その語義や用例が数多く掲載されています。これを全て頭に叩き込むのは、そう容易なことではありません。
wouldの持つ概念を掴むには、語義や用例をたくさん見ることに加えて、豊富な練習が必要です。とはいえ、wouldだけを個別に取り上げた練習問題が書店に行って見つかるはずもない。
そこで今回、wouldだけに焦点を当てた「would克服のための特化問題集」を作成致しました。「wouldの使い方がよくわかんない」という方、ぜひ一度、本書をお試し下さい。
<本書構成>
①wouldの用法を大きく5つに分類し、その習得を目指す
②豊富な練習量(計200問)で、wouldの持つ概念を掴む
③「使う」ことを意識し、問題文は全て実践的な会話形式
④和文英訳式で、語彙、文法力の強化にもつながる
⑤1問1答式で、解いた後、すぐに解答、解説を確認できる
<読者対象>
①wouldの概念が掴めていないために、使用を回避しがちな方
②モヤっとしていて、自信を持ってwouldを使えていない方
③英文を読みながらwouldが出てくると「?」と疑問に思う方
④wouldを辞書や文法書で調べても、イマイチよくわからない方
⑤wouldをマスターし、英語での表現力の幅を広げたい方
<著者紹介>
けんたっきぃ:http://ken.main.jp
KBF代表。1973年生まれ。ロンドン大学教育大学院(TESOL〔英語教授法修士〕)卒。英語圏在住歴7年(米4年、豪2年、英1年)。英検1級、TOEIC990点(満点)。大手英会話スクールで1年間講師として勤務後、独立。東京、千葉で12年間、英会話・中国語スクールや社会人向け英語塾を経営(2013年英国留学のため黒字廃業)。創業以来無借金経営を貫き、自己資金だけで最大5校を展開。自身の教室に加え、企業、官公庁、大学、専門学校等でも英語・英会話講師として教鞭を取り、13年間で2万時間を超える授業を担当。現在は台北と大阪を拠点に、教育やビジネス等幅広いテーマで執筆活動中。オーストラリアにて競馬騎手経験有。
Acquire how to use would (Japanese Edition)
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