【内容紹介】
◆ミュージカル戯曲集『神版・西遊記』◆
ー作者神ひろしのメッセージー
この『神版・西遊記』は早くに亡くした僕の母が散り行く桜を見て、
「 桜があんなにいっぱい・・・きれいね。」と言い、
「桜は散るもんや。」と答えた僕に・・・
「なんて風情のない子なの、あんたは!」と言った何気ない会話から生まれました。
「人生とは何ぞや?!」・・・と思い悩む悟空が、同じ車にのった、繰り返される家族の死、誕生、悩みを通じて、最後に悟りの境地に至る成長の物語です。
また、僕には転生3部作と言う生まれ変わりを描いたスピリチュアルミュージカル言う代表作があります。
古代から現代まで何度も生まれ変わっては仲間と再会する『転生ー僕は前世を覚えてるー」。
それから、ある画家の個展のパーティを利用してもう一度芸能界に返り咲こうとマスコミを仕掛ける女優のプロモイベントにどこからともなく現れたミステリヤスな青年『絵士舞人ーエジプトーの王子』。
そして、あの世とこの世を性別を変えながら行き来出来る悟道が主人公の『春の雪』。
〜どの作品も、人は何の為に生まれて来たのか?何の為に生きているのか?何の為に死んで行くのか?・・・・を問うた作品です。
この『西遊記』も同じく、悟空と妖怪等のアクションダンスを交えつつ、生きる意味を問うた作品です。
天竺はあるのか?本当の幸せとは?!・・・
繰り返される答えのない質問の中で、天竺が見えて来るのは、最後の瞬間かもしれません。
上演希望の方がいれば、こちらももとてもうれしく思います。
ご気軽にコンタクト下さいませ。
【ストーリー】
幸せな三蔵一家の次男悟空はキントーンに乗って空飛びたいと願うヤンチャ少年。
やがて、散る桜の如く早くに行った母を追うように、天竺を求めて悟空は家出する。
父、そして、兄のサゴジョウと嫁の八戒は、悟空の家出の後も、人生は続き、やがて悟空に似たヤンチャなサトシや妹を生む。
日に日に増して、放蕩息子の悟空を思う父の思いは強くなるが、有る日、一家を乗せて運転中の兄サゴジョウが村娘をひいてしまう。
実はその娘は悟空と一緒に生活する白蛇の精だったのだ。
一方、こうしてはいられないと、ふたたび、母を求めて旅する悟空に対して、捨てられた恨みをはらそうと行く手をじゃまする白蛇を悟空は殺害する。
再び、家族の元に戻った悟空を待っていたものは・・・
一人一人消えて行く、家族との悲しい別れであった。・・・・
【目次】
はじめに
◆ストーリー
◆登場人物
◆進行表
一幕
プロローグ「悟空のテーマ」
(1)オープニング
①チャイナドールの歌(季節のうた)
②オープニング・ダンス(GOKU誕生)
(2)幸せの日々・・・
①家族
②悟空♪「キントーン!!―オレは飛びたい」
③母の死とさとし誕生
④家族(時が流れて)
⑤観音菩薩と三つ子の魂の歌
⑥放蕩息子悟空
(3)悲しみの日々・・・
①エンスト
②街並
③再び月日が流れて―妹誕生
④天竺
二幕
(1)白蛇の恋―「あれからの悟空」
①悟空 愛の生活―愛の生活
②白蛇の呪い
(2)悟空の試練1「再会」
(3)悟空の試練2「戦い」
①白蛇と魔王
②悟空の戦い(道成寺)
(4)悟空の試練3―「別離」
後書き
【神ひろしプロフィール】
◆新宿でJ28スタジオ主宰 http://j28studio.com
◆当初、シナリオライター志望だったか、ダンサー俳優として王女メディア」主演でブレイク!ニューヨークタイムズ(米国)、ガーディアン(英国)、スコッツマン(スコットランド)等世界最大の新聞で性別を超えた『クロスジェンダーなパフォーマー』「日本の現代女形」と絶賛され、ダンス演劇界の頂点に立ったダンサー・俳優。
◆「ジャズダンス」を中心に、「コンテンポラリーダンス」「ヒップホップ」「バレエ」「ベリーダンス」「日本舞踊」の全てをこなすオールマイティダンサー。『ディスコプリンス』と言われた時期も有り、ディスコイベントもオーガナイズ。
◆著作「神ひろしのスピリチュアルダンス」で元祖スピリチュアルダンサーと呼ばれてる。その他、スピリチュアルミュージカル「転生」「エジプトの王子」「春の雪」はじめ、ミュージカル戯曲多数。
◆YoutubeやFaceBook、Twitter等を駆使して、「サイバーダンサー・ヒロ」の異名でも人気。
◆2013年7月5日(金)〜9月29日(日)に弥生美術館で開催された《三島由紀夫の最後の装丁画家「村上芳正展」》で、村上氏が手弁当で手がけた上京当時の神ひろしのミュージカルのデビューパンフが発見され展覧されました。
この事がきっけで、「ロックするセクシー男性ダンサー・俳優」として、画家村上芳正氏やATGの葛井欣士郎氏等伝説の文化人が支持した無名の若者が神ひろしであった事が今になって世間に知られる事になる。
◆劇団四季出身。関西学院大学卒。日本ジャズダンス芸術協会・日本振付家協会の理事を務めた経歴を持つ。
【代表作】
●『王女メディア』(原作:エウリピデス)
●『ハムレット』(原作:シエイクスピア)芸術監督:かわらさきけんじ
●ミュージカル『モーリス』〈原作:E・M フ ォースター〉
●ミュージカル『どろろ』〈原作:手塚治虫)台本演出振付:神ひろし
●ダンスオペラ『サロメ』(演出振付:池田瑞臣)
●ダンスオペラ『ニジンスキー』(芸術監督:かわらさきけんじ)
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