日本語は、英語における動詞の時制や種々の構文を、助動詞で表すことができると言う点で、極めて単純な言語であるといえる。
例えば、過去時制は「た」、受動態は「れる、られる」、使役は「せる、させる」を使うことで表すことができる。英語だと、過去時制は動詞の過去形で、未来時制は未来の助動詞で、受動態は、動詞を過去分詞にしてbe動詞との組み合わせで、使役は使役動詞という特別の動詞を用い、構造的にはSVOC構文の形でないと、表すことができない。
次の日本文は、英語にすると構造的には複雑になる(=使役動詞を受身構造にしてbe動詞を過去形にすることが必要である)が、日本語では動詞の後に助動詞を3つおくだけで成立している。
Ishii Takayuki no Gengoron Series San Nihongo Judoukoubun to Sita Riron (Japanese Edition)
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