Ishii Takayuki no Yuurisuryoushi Kenkyu Otokogasannninnhahaittekita no Kousatsu (Japanese Edition)
Sobre
日本語助詞の「が」を用いた「AがB、Cする文」(Bが遊離数量詞)の文法性、例えば、「男が3人、入ってきた」という文は文法的であることが、石井(2007, 2008a, 2008b)で説明可能であるが、同じ枠組みで、「AがBはCする文」、すなわち、「男が3人は入ってきた」という文が説明できない。そこで、本稿では、石井(2008b)で提案した2つの移動、すなわち、付加部移動とPP内移動のほかに、付加移動と補部移動の新たな2つの移動を提案し、この提案に伴う、遊離数量詞の基底生成位置の若干の修正によって、この問題の解決を試みた。その結果、「AがBはCする文」はもちろん、「男が突然3人入ってきた」の文法性、「男が店で3軒飲んだ」の非文法性も分析可能となった。なお、「3人が入ってきた」に見られる遊離数量詞の主語化のしくみや「と句」が入った「男が3人と女が5人」の構造なども同時に確認できた。
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