<内容紹介>
本書は、主に小規模ビジネス経営者、及びこれから独立・起業を考える方々を対象に、元/現小規模ビジネスオーナーでもある著者が持論を展開するビジネス書です。
かつて小規模スクールの創業経営者であった著者が、2013年夏、突然廃業を決め、英国大学院へ留学。その後、フリーの身で、かねてより興味のあった台湾へ。
大好物の「台湾式エッグタルト」を求め、街を歩けど、巷のベーカリーには台湾式エッグタルトがほとんど見当たらないことに大きなショックを受ける。
地元の台湾人に話を聞いても、以前はどこにでもあったと言われる台湾式エッグタルトが、何故今、ほとんどのベーカリーから姿を消してしまったのか。
その謎を追求するうちに、小規模ビジネスとは如何に在るべきか、といったことに思いを馳せるに至ったのである。台湾に身を置き、台湾式エッグタルトを通じて、真面目に経営を論じた書。
本書を読むことで、大手とは違った経営戦略の打ち出し方や、競争に生き残るための方法、更に販促、接客に至る経営全般において、小規模ビジネスオーナーの歩むべき道が見えてくる。
<分量>
15章100項(四六判123ページ分)
<対象読者>
1 ライバル店との差別化に悩む小規模店のオーナー経営者さん
2 近くに大型店が出店し、生き残りの方法を模索する店長さん
3 立ち上げた店を軌道に乗せ、安定経営を図りたい起業家さん
4 業績が頭打ちで、現状を打ち破りたいと強く願う経営者さん
5 将来自分の店を持ちたいと考えている独立・起業候補者の方
<目次>
はじめに:エッグタルトとの出会い
1章 私とエッグタルト
飲茶での禁じ手
台湾式エッグタルト
シアトルの餅屋
タンタオ、日本上陸
20年ぶりの再会
2章 小規模ビジネスが大手と張り合う方法
ついに、台湾へ
台湾のスタバへ
改装した地元ベーカリー
ライバルを意識する
動くのが得策か
3章 競争の激しい業界で生き残るには
競争を避ける
捨てる勇気
地元で長く愛されるお店とは
敢えて古いままでいる
受け継がれる伝統
にわか客への対応
目先の儲けに囚われない
変化する柔軟性が必要だが・・・
4章 ブランドイメージを利用した販売戦略
エッグタルトの種類
なぜドイツ式?
有効なイメージ戦略とは
大手が台式エッグタルトをやめた訳
商品切り替えによる売上と粗利
のんびり儲ける方法
5章 小規模ビジネスが狙うべき戦略とは
経営の安定を考える
高齢者を狙え!
時代の流れを読む
「昔ながら」を演出
ベーカリーが果たす地域貢献
お客とのコミュニケーションを増やすには
若者だって古風がいい
変わることが全てではない
6章 売れる商品の共通点とは
「改良」と「改悪」は紙一重
台式エッグタルトはこんなに優れている!
本田宗一郎氏の偉大さ
台式蛋塔とスーパーカブとの意外な共通点
Simple is best.
100年愛される商品とは
7章 なぜ売れない商品ができてしまうのか
売るためのこじつけ
「商品」と「作品」の違い
作り手と買い手のギャップ
作り手が飽きてしまう
ルーティンのこなし方
8章 「売れる」貴重な商材とは
文化に根差した商品
ロングセラーの特徴
時代にマッチした商品
台湾人に台式蛋塔は本当に不要なのか
商品が持つ潜在能力
9章 失敗しない経営判断
ヒット商品は廃れるもの速い
ファンを味方に付ける
筋の通った経営を
冷静な経営判断
「ついで買い」を喚起せよ
エッグタルトを見捨てるリスク
経営はトータルで判断すべし
事業一本化のリスク
10章 ブレない経営をするには
多角化の前にすべきこと
我が道を行く経営
流行を逆手に取る
根拠に基づく判断を
明確なビジョンを描く
悩ましいサンクコスト
新規事業に乗り出すタイミング
11章 消費者心理をつかむ方法
値上げの効用
客の質を上げる
「引き算」ではなく「足し算せよ」
「廃版」ではなく「減産」
個人経営の強みを生かす
「限定」の心理学
消費に必要な「飢餓感」
行列のできるお店に
12章 小規模ビジネスにおける接客の掟
売れ残りを回避する方法
損して得とれ
商売の原点とは
新規客獲得コスト
大規模店と個人経営の違い
客との絆
新規客VS既存客
接客マニュアルは必要か
13章 小規模ビジネスの成功法則とは
「経営」と「商売」の違い
店の強み
既存客のCSをとことん高める
規模拡大のリスク
己を知る
規模縮小のメリット
会社の成長とは
14章 お金をかけずに売る方法
定番商品が持つパワー
エッグタルトで新たな事業展開も
新商品開発のヒント
ヒット商品は如何にして生まれるのか
成功に「クリエイティブな発想」は要らない
販促不要の商品とは
商品陳列の絶好のバランスとは
15章 少しの工夫で売上をアップする方法
エッグタルトとの意外なコラボレーション
コラボにも相性がある
国際エッグタルトフェアを開催
需要を喚起する
キャンペーンの効果
おわりに:お客の立場で考える
本書は、主に小規模ビジネス経営者、及びこれから独立・起業を考える方々を対象に、元/現小規模ビジネスオーナーでもある著者が持論を展開するビジネス書です。
かつて小規模スクールの創業経営者であった著者が、2013年夏、突然廃業を決め、英国大学院へ留学。その後、フリーの身で、かねてより興味のあった台湾へ。
大好物の「台湾式エッグタルト」を求め、街を歩けど、巷のベーカリーには台湾式エッグタルトがほとんど見当たらないことに大きなショックを受ける。
地元の台湾人に話を聞いても、以前はどこにでもあったと言われる台湾式エッグタルトが、何故今、ほとんどのベーカリーから姿を消してしまったのか。
その謎を追求するうちに、小規模ビジネスとは如何に在るべきか、といったことに思いを馳せるに至ったのである。台湾に身を置き、台湾式エッグタルトを通じて、真面目に経営を論じた書。
本書を読むことで、大手とは違った経営戦略の打ち出し方や、競争に生き残るための方法、更に販促、接客に至る経営全般において、小規模ビジネスオーナーの歩むべき道が見えてくる。
<分量>
15章100項(四六判123ページ分)
<対象読者>
1 ライバル店との差別化に悩む小規模店のオーナー経営者さん
2 近くに大型店が出店し、生き残りの方法を模索する店長さん
3 立ち上げた店を軌道に乗せ、安定経営を図りたい起業家さん
4 業績が頭打ちで、現状を打ち破りたいと強く願う経営者さん
5 将来自分の店を持ちたいと考えている独立・起業候補者の方
<目次>
はじめに:エッグタルトとの出会い
1章 私とエッグタルト
飲茶での禁じ手
台湾式エッグタルト
シアトルの餅屋
タンタオ、日本上陸
20年ぶりの再会
2章 小規模ビジネスが大手と張り合う方法
ついに、台湾へ
台湾のスタバへ
改装した地元ベーカリー
ライバルを意識する
動くのが得策か
3章 競争の激しい業界で生き残るには
競争を避ける
捨てる勇気
地元で長く愛されるお店とは
敢えて古いままでいる
受け継がれる伝統
にわか客への対応
目先の儲けに囚われない
変化する柔軟性が必要だが・・・
4章 ブランドイメージを利用した販売戦略
エッグタルトの種類
なぜドイツ式?
有効なイメージ戦略とは
大手が台式エッグタルトをやめた訳
商品切り替えによる売上と粗利
のんびり儲ける方法
5章 小規模ビジネスが狙うべき戦略とは
経営の安定を考える
高齢者を狙え!
時代の流れを読む
「昔ながら」を演出
ベーカリーが果たす地域貢献
お客とのコミュニケーションを増やすには
若者だって古風がいい
変わることが全てではない
6章 売れる商品の共通点とは
「改良」と「改悪」は紙一重
台式エッグタルトはこんなに優れている!
本田宗一郎氏の偉大さ
台式蛋塔とスーパーカブとの意外な共通点
Simple is best.
100年愛される商品とは
7章 なぜ売れない商品ができてしまうのか
売るためのこじつけ
「商品」と「作品」の違い
作り手と買い手のギャップ
作り手が飽きてしまう
ルーティンのこなし方
8章 「売れる」貴重な商材とは
文化に根差した商品
ロングセラーの特徴
時代にマッチした商品
台湾人に台式蛋塔は本当に不要なのか
商品が持つ潜在能力
9章 失敗しない経営判断
ヒット商品は廃れるもの速い
ファンを味方に付ける
筋の通った経営を
冷静な経営判断
「ついで買い」を喚起せよ
エッグタルトを見捨てるリスク
経営はトータルで判断すべし
事業一本化のリスク
10章 ブレない経営をするには
多角化の前にすべきこと
我が道を行く経営
流行を逆手に取る
根拠に基づく判断を
明確なビジョンを描く
悩ましいサンクコスト
新規事業に乗り出すタイミング
11章 消費者心理をつかむ方法
値上げの効用
客の質を上げる
「引き算」ではなく「足し算せよ」
「廃版」ではなく「減産」
個人経営の強みを生かす
「限定」の心理学
消費に必要な「飢餓感」
行列のできるお店に
12章 小規模ビジネスにおける接客の掟
売れ残りを回避する方法
損して得とれ
商売の原点とは
新規客獲得コスト
大規模店と個人経営の違い
客との絆
新規客VS既存客
接客マニュアルは必要か
13章 小規模ビジネスの成功法則とは
「経営」と「商売」の違い
店の強み
既存客のCSをとことん高める
規模拡大のリスク
己を知る
規模縮小のメリット
会社の成長とは
14章 お金をかけずに売る方法
定番商品が持つパワー
エッグタルトで新たな事業展開も
新商品開発のヒント
ヒット商品は如何にして生まれるのか
成功に「クリエイティブな発想」は要らない
販促不要の商品とは
商品陳列の絶好のバランスとは
15章 少しの工夫で売上をアップする方法
エッグタルトとの意外なコラボレーション
コラボにも相性がある
国際エッグタルトフェアを開催
需要を喚起する
キャンペーンの効果
おわりに:お客の立場で考える