「参ったわネ。。。確率は低いと思うけど、まさか天海様に紅葫蘆の力が発動されたら、いくら不老不死の天海様でもこの世から消滅してしまうわ」
とその場面を考えただけで、瑞獣(ずいじゅう)の一端を担う九尾の狐の葛の葉でも震えが止まらない。
相手の名前を呼び、その相手が返事をしただけで瓢箪の中に体を吸い込み、中にある液体で体を溶かしてしまう紅葫蘆は仙界としては恐ろしい程の凶悪な法器であるが、もともとは、太上老君が霊薬である仙丹を作る時に使う器具の一つであった。
西遊記の時は、紅葫蘆に吸い込まれた孫悟空は機転と "七十二変化の術" を使って見事に脱出するが、天海は只の人間であり、そんな物語に登場するような器用な真似はできない。
(「紅葫蘆 1」より抜粋)
jyuumannen no kyuuketuki sono jyuuhati (Japanese Edition)
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