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    jyuumannen no kyuuketuki sono jyuukyuu (Japanese Edition)

    Por kadomatu housei

    Sobre

    嵐のようなひと時が過ぎた後は、俺とお蝶は隣の部屋のことなど気にせず、日常業務に戻るが、かぐや姫の荷物が搬入された部屋では、盛んに、

    「雲容ちゃんのスペシャル・クリーン・アップッ!!」

    と言いながら何度も何度も自分の宝珠をビカビカと光らせるのが鬱陶しくて堪らない。

    しまいには、

    「天海様、すみませんけど、この大きな棚を移動してくれませんか?」

    と言い出す始末だ。

    流石の "仏の天海様" もカチンときて、ドカドカと隣に行き、大きな棚ではなく、雲容の胸倉を荒々しく掴み上げ、ドスの効いた声で、

    「雲容さんよ、テメーは江戸幕府の怪僧 天海様を自分の下人としてコキ使うのかよ?エ?これはあんた達の荷物だろう?自分の事は自分でやれっっ!!」

    と脅しを含めて協力する意志はないことを伝えると、俺に持ち上げられてジタバタする雲容も必死に、

    「だって、私ではとても動かせませんし、天海様だったらそれこそお手の物じゃないですか~」

    とへらず口を叩くが、俺も、

    「お前だって新米とはいえ天仙の一人だろ?荷物の移動くらい自分の仙術でやれよ」

    と反撃したつもりでも、雲容の、

    「まだ習っていませーん」

    の一言で終わりだ。

    結局、俺は雲容との漫才みたいなやりとりを交わすよりも、さっさと彼女の言うがままに作業をした方が時間もエネルギーもストレスも軽減されると知り、江戸幕府の怪僧 天海様が一人の新米仙女の下僕として働かされる道を選んだ。

    しかも無賃だ。。。

    雲容のワガママな指示に従って無言のまま作業を終え、自分の机に戻ってきた時には既に日が傾いていたが、それにも関わらず雲容は何か訳の分からない言葉を口にしながら、相変わらず宝珠をビカビカ点滅させているので、鬱陶しい事この上ない。

    (「玄武・天海の敗退」より抜粋)
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